朝5時に「キャンプ場の騒音問題」を起こす“小さな迷惑客”。経営者が「厳しく注意できない」と語るワケ――仰天ニュース特報
大事件ばかりがニュースではない。身近な小さな事件の方が人生を左右することもある。「人と人とのコミュニケーションの難しさ」を通じて考える、現代社会に必要なマナーと思いやりとは? 大反響を呼んだ仰天ニュースを特別セレクション!(初公開2024年8月26日 記事は取材時の状況)
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アウトドアのハイシーズンである夏。キャンプ場はどこも満員御礼となり、大勢のキャンパーで賑わっている。だが、人が増えると不届き者が増えるのも世の常。迷惑キャンパーによる“被害”を受けるケースが増加するのもこの時期ならでは。
キャンプの迷惑客といえば、夜中まで騒ぐ若者のイメージもあるだろうが、この季節、同じ若者の騒音でも少々事情が異なる“騒音問題”に頭を悩ませる人が多いそうだ。山梨県のキャンプ場経営者の男性は困り顔で話をしてくれた。
「若者たちが夜中まで騒いで……なんてのは、実はそんなにないんです。夏休みや連休で問題になるのは子供たちの騒音。それも夜ではなく朝の騒音なんですよね。夏休みや連休は家族グループでいらっしゃる方が多いのですが、仲のいい友達と来たことで子供たちのテンションは上がりっぱなしです。
子供たちは5時くらいに起き出して、キャンプ場の中で遊び出します。だから、夏休み中は夜中の騒音よりも、明け方の騒音についてのクレームが増えるんですよ。ですから最近は22時以降はもちろんクワイエットタイム(できるだけ静かにする時間)、朝も6時までは静かにしましょうという注意喚起もしていますが……」
いくら夏場で明るくなっているとはいえ、朝の5時から走り回って、大声を出してはしゃぐ子供。これは周りのキャンプ客としたらたまったものではない。アウトドアライターに話を聞いた。
「対処法として、チェックイン時に『夜は22時以降、朝は6時まではお静かに』と注意するくらいですが、静けさを売りにするキャンプ場はグループキャンプを禁止にして対処しているところもあります。騒音って、1家族だけだとほとんど起きないんですよ。複数人でワイワイしちゃうから起きるんですよね」
たしかに騒音トラブルの大半はグループで起きており、筆者もキャンプ歴は10年以上あるのだが、家族でどんちゃん騒ぎなど見たことはない。騒がしいのは大半が若者たちのグループや数家族で来たグループ客であった。
「プライベート感を大切にするキャンプ場のほうが騒音問題を多いのでは……」と、このアウトドアライターは話す。
「ここ数年人気を集めているのが、サイトとサイトの間を広めに離したり、生け垣などで囲いプライベート感を高めているキャンプ場です。しかし、サイト間が離れていればまだ騒音も気にならない可能性が高いですが、生け垣なんてただの木ですからね。防音効果なんてないんですよ。でも、囲われているので他のサイトと隔絶していると勘違いしてしまうんです。それで騒いでしまうというケースもあります」
実際、筆者はこうした生け垣で分けられたキャンプ場に行った際、隣のサイトに来ていた3家族からなるグループの子供たちが朝の5時から騒ぎ出したことがある。「せめて6時くらいまでは静かにしてもらえませんか」と伝えたところ、「囲っているので大丈夫だと思いました。声、聞こえてましたか……すいません」と言われ、その後自分のテントに戻ったところ「隣の人たち、神経質っぽいから気をつけよう」と話していた声まで丸聞こえだった。
夜に騒ぐ若者よりも迷惑なのは…
グループキャンプ禁止のキャンプ場も
グルメ、カルチャー、ギャンブルまで、面白いと思ったらとことん突っ走って取材するフットワークの軽さが売り。業界紙、週刊誌を経て、気がつけば今に至る40代ライター
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