ライフ

「お前なんやその態度!」女性バーテンダーの胸ぐらを掴んだ迷惑男性客。さらに女性客とも揉め、現場は地獄絵図に…

「約束が違う!」修羅場に発展

迷惑客

※画像はイメージです(画像生成にAIを利用しています)

 騒ぎにまったく気づいていなかった女性たちが、笑顔のままこちらへ歩いてきたのだ。そして一言。 「あっ、ごちそうさまでした〜!」  それを聞いた瞬間、A男の顔がさらに歪み、怒りの矛先は彼女たちへ。 「自分たちで払って! 俺払わんから!」  すると女性陣も態度が豹変。「はぁ!? 奢ってくれるっていうから来たのに! 話が違くない!?」とキレ始めた。  お分かりいただけるだろうか。地獄絵図だ。  さらに間の悪いことに、このタイミングで新規のお客様がふらりとご入店。しかし、A男が「ここ、ぼったくりやで!」と怒鳴ったため、そのまま踵を返して出ていってしまった。  どのみちラストオーダーは終わっていたとはいえ、店にとってはとんだ風評被害。  結局、B男が「まぁまぁ。僕が払っとくから、先に帰って」と女性たちをなだめ、彼女たちは「最悪!」と吐き捨てて店を出ていった。

札束を投げ、暴言を吐き、なぜかまだ帰らない男

おしぼりアヒル

筆者が作ったおしぼりアヒル。本当はおしぼりでも投げつけてやりたかった

 最終的にA男が札束をぶん投げてきて、支払いはなんとか完了。ようやく店を閉められる……そう思ったのが甘かった。  彼は帰らず、カウンター席に居座ったのだ。 「お前なんやねん、店長か?」「俺を誰やと思ってんねん、このブス!」  暴言を吐きながら、いつまでもグダグダと絡んでくる。「閉店のお時間です」と何度伝えても、まったく動く気配がない。  見ると、あろうことかB男までがカウンターに座り直していた。いや、連れて帰ってくれよ。まともな人かと思っていたが、どうやらそうでもなかったようだ。  らちが明かない。作り笑顔を貼り付けたまま、壊れたロボットのように「閉店のお時間です」を繰り返す筆者。その様子に、さすがのA男も一瞬ひるむ。それでも動かない。  すると学生バイトがBGM用のタブレットを弄り、店内に「蛍の光」を流し始めた。あとから聞いたところ、「ああすれば帰ると思った」らしい。  穏やかな音楽が流れる中、無駄な応酬を繰り広げる。 「お帰りください」「客やぞ!」「暴力行為をなさった時点でお客様ではありません」「また来てほしいと思わへんのか!」  思うわけないだろ! ええから帰れ!  そしてついに、A男はひと声叫んで出ていった。 「二度とくるか!」 ……ええ、もう出禁です。
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ナンパする側もされる側もマナーは大事
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福岡県出身。フリーライター。龍谷大学大学院修了。キャバ嬢・ホステスとして11年勤務。コスプレやポールダンスなど、サブカル・アングラ文化にも精通。X(旧Twitter):@0ElectricSheep0、Instagram:@0ElectricSheep0

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