更新日:2025年07月15日 15:09
エンタメ

秋にネット番組で復活報道のダウンタウン。松本人志が「地上波出演はダメ」で「ネットはOK」な本当の理由

AmazonプライムやNetflixなど課金ネットコンテンツの考え方

ダウンタウンDX

松本人志Xより

 では、たとえばAmazonプライムやNetflixといった、課金ネットコンテンツの場合はどうなのか。前出の放送作家はこう言う。 「世間で好感度が下がった芸人さん、タレントさんなどが、アマプラやネトフリで面白いことをやったり発言したりして注目されることはあります。この場合は課金、お金を払ってでも見たいという人が見るコンテンツとなるので、実力に対して視聴者がお金を払い、スポンサーもつくというかたちになります。地上波テレビのように無料で流れてきて不快な気分になるという性質のものとは全く異なります」  ネットの動画チャンネルなどの視聴が大幅に浸透しているが、映像メディアの中心はもはやテレビではないということなのだろうか。 「テレビ離れとはいえ、テレビのある家庭はまだまだ主流派だと思います。  ドラマレビューや情報番組での発言の抜き出し、大きなスポーツの大会やイベントがあればテレビの中継などを中心に盛り上がったりすることからも、テレビがまだまだ世の中を動かしている部分はあると思います。  しかし、誰でもそれこそ家族がそれぞれにスマホで動画を見られる環境も浸透したいまは、従来のような優位性はなくなってきていると思います」  主な活動の場をネットにシフトしたお笑い芸人も少なくない。逆にネット動画の人気でテレビの人気者になるケースやそれぞれが有機的に作用するパターンもある。そんな流れのなか、ずばりダウンタウンも遅かれ早かれそういう時期が訪れていただろうか。

スキャンダル無しでもダウンタウンはネットに移行したか

「そこはなんとも難しいところですね」  と前出の放送作家は言う。 「『ダウンタウンチャンネル』も、行き場がなくなってしまったからと言われたらその通りだと思います。  中居(正広)さんの場合もそういう部分はありましたが、もしまた新たな重大なスキャンダルが発覚してしまったらと思うと、最初にお話したようなテレビ局というメディアの性質上、怖くてなかなか戻せないというところもあるでしょう。  松本さんのスキャンダルが発覚せずテレビに出られる状況が続いていたら、そうする必要なく、番組はどれも今も続いていたでしょうし、いくら時代の流れといってもネットに移る必要性は感じなかったと思います」  しかし、松本個人かダウンタウンとしてかはわからないが、ネットでの活動の頻度はいずれ増えたのではないかとみる。 「もちろん松本さんも今のコンプラ事情などからテレビではできないこと、ネットだからできることを考え、『ドキュメンタル』(Amazon)などに取り組んだと思いますので、ネットは自由度の高い表現の場のひとつという捉え方だったのではないでしょうか。 『ダウンタウンチャンネル』も、内容はまだ全くわかりませんが、おそらく課金コンテンツとして、動画配信のプラットフォームというよりはファンクラブのような存在として見たいファンがお金を払って見るというものになるのではないかと。  新作の動画が見られるのであればそれはもちろん楽しみですが、過去のコンテンツ、各テレビ局が権利を持っているようなものが見られるようなものであれば、それこそ番組著作権のあり方も含め、『ダウンタウンチャンネル』がきっかけとなり、新しい時代へと突入する可能性もあります」  何も見えていない状況ではあるが、もうしばらく動きを見守りたい。 <文・太田サトル>
ライター・編集・インタビュアー・アイドルウォッチャー(男女とも)。ウェブや雑誌などでエンタメ系記事やインタビューなどを主に執筆。
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