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バスで香水をつける女性を注意したら「アンタが臭いせい」と反論され…“想定外の言い分”に驚き

実は周囲も感じていた迷惑行為

 そのとき、すぐ前に座っていた男性客から宝田さんを擁護する声が聞こえたそうです。 「いや、それ間違ってないよ。ちょっと香水ふりすぎじゃないか?普通はそんなの出かける前につけるんじゃないの?」  それに続いて、別の女性乗客が小声で「私もそう思います」とつぶやいたのが聞こえたそうです。 「助け舟が出たというか、なんだかホッとしましたね。周囲の人たちも不快に思ってたんだなって」  若い女性はそれ以上言い返すことができず、ふてくされた様子で窓の外を眺めたまま沈黙。そのまま次の停留所で降りていったそうです。

問題解決も残る複雑な思い

 その後、バスの中は平穏を取り戻しましたが、宝田さんの胸中には複雑な思いが残ったといいます。 「自分の体臭のことを指摘されるのって、正直かなりこたえますね。でも、図星だったからこそ何も言えなかったんだと思います」  その日の帰り道、宝田さんは仕事終わりに、近くのドラッグストアに立ち寄ったそうです。 「デオドラントのコーナーでしばらく悩みましたよ。スプレー、ロールオン、シート……種類が多すぎて(笑)結局、店員さんに相談して、無香料タイプのスプレーと制汗シートを買いました」  今回の出来事を機に、体臭ケアにも気を配るようになったという宝田さん。 「香水をバスでふりまくのは間違ってると思いますけど、僕も自分の匂いに無頓着だった部分があったのかもしれません。これからは、お互いに配慮しながら過ごしたいですね」  最後にそう言って笑った宝田さんの顔には、どこかすっきりとした表情が浮かんでいました。 <TEXT/八木正規>
愛犬と暮らすアラサー派遣社員兼業ライターです。趣味は絵を描くことと、愛犬と行く温泉旅行。将来の夢はペットホテル経営
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