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「お笑いの賞レースが増えすぎ」盛り上がりに欠ける『ダブルインパクト』関係者が“不完全な大会”と思うワケ

優勝候補は?

さらに言えば、各コンビが漫才もコントも披露する形式に視聴者は戸惑うことになりそうだ。決勝は、「漫才・コントそれぞれ4分でネタ披露」がベースで、各コンビは1巡目でどちらから披露するかを選択可能。これは、構成が整っていないグダグダな番組になる可能性も秘めている。 とはいえ、漫才とコントの総得点で優勝を決めるという企画自体はおもしろい。 優勝候補は、前述したように漫才もコントもおもしろく、賞レースで結果を残しているロングコートダディだ。特に、コントでの爆発力は凄まじいものがあり、しっかり漫才も構成できればぶっちぎりで優勝する可能性が高い。勢いで言えばニッポンの社長はコントでの得点を加算しそうだ。漫才でもケツの奇想天外なキャラを活かしたネタがおもしろく、着実に得点を獲得できるだろう。ななまがりは独創的なネタに定評はあるが、コントと漫才でしっかりと区別化できるかがポイント。かもめんたるは、コントは抜群におもしろいものの、漫才で結果を残せるのかが注目される。 この4組を中心に優勝争いが行われるのではないかと個人的に予想している。 ここまでダブルインパクトの不安なポイントばかりを挙げてきたが、歴史的な大会になるのは間違いない。他の賞レースと同じく生放送でなおかつ3時間の長丁場となり、漫才とコントを不規則に放送するリスキーな構成となる。どれだけ芸人のネタがおもしろくても、肝心の放送がグダグダではお笑い賞レースとして最悪の結果になる。 どうやって、前代未聞の企画を成立させるのかも、見どころのひとつになるだろう。果たして、ダブルインパクトは芸人だけでなく、視聴者も納得するようなお笑い賞レースになるのか? 7月21日の生放送に注目したい。 <TEXT/ゆるま小林>
某テレビ局でバラエティー番組、情報番組などを制作。退社後、フリーランスの編集・ライターに転身し、ネットニュースなどでテレビや芸能人に関するコラムを執筆
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