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「設定を教えろ!」パチンコ店長が遭遇した“迷惑な常連客”の実態…警察を呼んで出禁にするまで

迷惑客は減らなくても条例は必要

パチンコ

写真はイメージ

「カスハラ」という言葉が一般的になった昨今。多少なりともお客さんの意識が変わり、結果として迷惑客が減ってきたりはしていないのだろうか。 「迷惑客の数は昔から変わってないですね。そもそもカスハラをするような人は、あくまでも自分の権利を主張しているだけでカスハラ行為だと思っていない。スタッフを長時間拘束するだけでもカスハラにあたることを知らないんですよ。店内にも啓発のポスターは貼っているのですが、『こういうヤバイ奴、たまにいるよね』と、自分がそのヤバイ奴だって全く気づいていないので(笑)」  迷惑客の数が減っていないのであれば、カスタマーハラスメント防止条例はあまり効果がないのかと思いきや、スタッフ側からするとその存在はありがたいという。 「迷惑客の数は減っていないですが、カスハラの存在によってスタッフは多少なりとも気が楽になっていると思いますよ。今までは、お客さんに嫌がらせされても、なかなか言い出せず自分の中だけに留めてストレスを感じていたのが、『これってカスハラじゃないですか?』と上司に相談できて、あまりにも酷いようだったら対策を考えようという話になるので」

自分の行動がカスハラ行為になっている可能性も…

 S氏曰く、大半のお客さんはまともな人で、クレームや言いがかりをつけるのはごく一部の特定の人。そのほとんどが自己中心的な人で、自分のことしか考えられないからこそ、自分の行動がカスハラ行為に当たっていることに気づかないという。  もしかしたら、あなたの行動も自分では気づかないうちにカスハラ客として認識されているかもしれない……。 取材・文/サ行桜井
パチンコ雑誌『パチンコ必勝ガイド』『パチンコオリジナル実戦術』の元編集者。四半世紀ほど勤めた会社を退社しフリーランスに。現在は主にパチンコや競輪の記事を執筆している。
X(旧Twitter):@sagyosakurai
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