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ヒグマ出没のリスクも…開業大幅延期となった「北海道新幹線」の“未完成駅”を巡ってみた

札幌には全長約1.3kmの屋根付き車両基地を建設中!

札幌駅

札幌駅の新幹線ホーム付近。在来線ホームから約300m離れている

 そして、最後の札幌駅だが、新幹線ホーム用のスペースを確保するため、駅や隣接する高架部分の拡張工事、駅周辺地域の再開発を以前から行っている。新幹線用のホームは現在の札幌駅の在来線ホームから約300m東に設置される予定で、さらにその先には約1.3kmの屋根で覆った車両基地も建設される。
札幌の新幹線車両基地の建設現場入口

札幌の新幹線車両基地の建設現場入口

 完成後、外から眺められないのは残念だが、街のど真ん中に長細い屋根型の新幹線車両基地はここだけ。冬場の積雪量が多い北海道の天候を考慮してのことだと思われるが、そもそも札幌は地上部分を走る地下鉄の一部区間も似たような構造になっており、そこまで違和感はないかもしれない。  このままだと延伸区間の各駅とも開業よりかなり早い段階で駅舎は完成しそうな気もするが、その状態で何年も開業を待たなければいけないのはもったいない。中国の高速鉄道のように駅舎を造っても未開業のまま放置ということはないと思うが、とにかく1日も早い開業を願うばかりだ。 <TEXT/高島昌俊>
―[シリーズ・駅]―
フリーライター。鉄道や飛行機をはじめ、旅モノ全般に広く精通。3度の世界一周経験を持ち、これまで訪問した国は50か国以上。現在は東京と北海道で二拠点生活を送る。
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