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「客がホストを脅すかも」改正風営法はホストクラブをどう変えた?“規制された色恋営業”を弁護士が解説

街から消えた「No.1ホスト」「○億円プレイヤー」の看板

――雰囲気が台無しと言えば、歌舞伎町を歩いているときにホストクラブの看板の文字部分が黒塗りされているのを見かけました。 若林:ホストクラブでよく見られた煽り文句、たとえば「ナンバーワンホスト」とか「○億円プレイヤー」といった言葉が規制された影響ですね。これらの煽り文句はお客さんへのアピールだけでなく、ホスト本人のやる気や目標にもなっていた部分もありました。 ――意外とホストにとっては重要なものだったんですね。それが規制されちゃうとは、ホストもガッカリでしょう。 若林:ただ、これも法律の解釈上では、看板や店内の広告物、設備に今回規制されたような煽り文句を入れるのがNG、と言えるんです。 だから、口頭で「ナンバーワンです」と伝えるとか、名刺に書くとか、ネット上で掲載するとか、そういった場合は規制の対象外、と考えられるんですよ。 ――そうなんですか!全面的にダメなのかと思っていました。 若林:ただ、時世的にホストクラブは世間から厳しい目で見られていますので。ホストクラブ側が、自主規制の形で全面的に使わないようにしている状況ですね。状況が落ち着いてくれば、ネット上などでは煽り文句が復活する可能性はあります。

ガールズバーへの影響は

――ホストクラブ以外だと、ガールズバーも施行直後に摘発されていますね。これは警察が「本気だぞ」とアピールしているのでしょうか。 若林:それはあるでしょうね。ガールズバーの摘発は、「接待をしているか」が問題になるんですよ。ガールズバーやコンカフェは、風営法の許可を取らずに営業ができるんですが、接待をしているとなると風営法の許可が必要になるので、違反になるんです。 ――摘発のニュースで、店員が「隣に座らず、カウンター越しの接客なら接待にならないと思っていた」と言っていて。実際に私もそう考えていたので、ビックリしました。 若林:どこからを「接待」と考えるかは、非常に難しいんですが。接待を定義で言うと「歓楽的雰囲気を醸し出す方法により客をもてなすこと」と書かれています。 たとえば、普通の居酒屋だとお客さんと店員がカウンター越しに会話することもありますが、あくまでもお客さんは飲食を楽しみに来ていますよね。一方、ガールズバーやコンカフェは、飲食よりも店員と会話したり、カラオケをしたり、が目的でお客さんが来ている。 このように、お客さんがなにを目的に来店しているか、が接待かどうかを見極めるポイント、と考えられます。それなのに「カウンター越しなら大丈夫」みたいな話が、都市伝説的に信じられてしまっているんですよね。
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性風俗店からのスカウトバックは全面禁止に
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単純に「本が好きだから」との理由で出版社に入社。雑誌制作をメインに仕事を続け、なんとなくフリーライターとして独立。「なんか面白ければ、それで良し」をモットーに、興味を持ったことを取材して記事にしながら人生を楽しむタイプのおじさんライター
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