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「まだ居座っている」石破首相続投の裏側にある自民党の意志とは/倉山満の政局速報

「山尾ショック」から回復傾向にある国民民主党

国民民主党は、「山尾ショック」から回復傾向にある。一時は支持率で野党第一党になったが、山尾志桜里元衆議院議員の公認(内定)で急落。ただ公認内定を取り消した後は、東京都議選で党勢が回復。今回も“取りこぼし”がほとんどなかった。もちろん、あのまま勢いが伸び続けていればもっと議席は伸びただろうが。 底力の象徴が、東京選挙区だ。7人当選の選挙で、2人立てたのは、自民・立民・国民の三党。2人を当選させたのは国民民主党のみ。合計得票数も一番多かった。

“SNS”での空中戦だけでなく、地上戦を行った参政党

話題の参政党。一義的には国民民主党の敵失を拾い、一気に勢いがついた。消費減税も訴える。消費減税は段階的廃止だそうで、やれるものならお手並み拝見だが、他の政策が地獄絵図。 核廃絶と在日米軍の撤退を公約に掲げるが、同時に核抑止力に頼る。 テレビで「核廃絶してどのような抑止力を」と聞かれ、神谷宗幣代表の答えは「バリア」。聞いていた有働由美子アナの声の方が裏返っていた。SNSでは有名だったが、地上波でほとんど未登場だったので、実態が知れ渡らなかったのが幸いしたか。 ただ、全国に支部を作り地方議員を当選させ、“SNS”での空中戦だけでなく、地上戦を行った。掲示板のポスター張りなど、どこの党よりも早い。田舎町を歩いていると、突然オレンジの家に出くわす。参政党の熱心な支持者の家が、参政党のカラーに物理的に染めているのだ。この組織力は、侮ってはいけない。  他にミニ政党として、日本保守党とチームみらいがいるが、まだ勢力とは呼べない。
憲政史研究家。1973年、香川県生まれ。救国シンクタンク理事長兼所長。中央大学文学部史学科を卒業後、同大学院博士前期課程修了。在学中から’15年まで、国士舘大学日本政教研究所非常勤職員を務める。現在は、「倉山塾」塾長、ネット放送局「チャンネルくらら」などを主宰。著書に『13歳からの「くにまもり」』など多数。トランプ再来で揺れる世界を見通すための新章を追加したベストセラー『増補版 嘘だらけの日米近現代史』(扶桑社新書)が発売中

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