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話題の「ジャングリア沖縄」、空港からのアクセスが悪くても“人を集められる”納得のワケ

海の世界はすでに“堪能できる”からこそ…

 古宇利島はシュノーケリングやカヤック、ウェイクボード、サップ、ジェットスキーなどのマリンスポーツが盛ん。沖縄らしい美しい海を存分に楽しめるアクティビティが溢れており、観光客は海に対する満足度・期待感が十分に高い状態に仕上がっています。  そして、この場所にはもう一つのキラーコンテンツがあります。立寄率9.9%で、第4位の沖縄美ら海水族館です。こちらでは、ジンベエザメやナンヨウマンタなどをはじめとする珍しい生物を観察することができます。  つまり、ジャングリアがあるエリアは、古宇利島と美ら海水族館で海の世界を堪能できる地理的条件が揃っているのです。森を楽しむジャングリアはそのアンチテーゼとも言えるもの。海を満喫した観光客に対して、まったく別の新たな体験価値を創出することができます。

観光客の動線を巧みに織り込む

 そして、もう一つ人が集まりやすい条件があります。北部の主要な観光拠点である名護市にまたがっているということです。  市町村別の立寄率を見ると、名護市は3位で57.6%。北部の観光拠点になっているのは間違いない一方で、市内には強力な観光スポットに欠けているところがありました。名護市で宿泊するからジャングリアを訪問する、もしくはジャングリアを目的に名護市で一泊するというケースは十分に考えられるでしょう。  ジャングリアは嵐山ゴルフ場を閉鎖した跡地にオープンしています。跡地利用ではありますが、立寄率が6割近い名護市にまたがっていることは見逃せません。  こうした地理的条件を前提にすると、ジャングリアは海を利用するよりも、森を利用したほうが成功確率は高いように見えます。  那覇空港からのアクセスが悪いことを懸念する声も聞こえてきますが、観光客の動線を巧みに織り込むことで、それをカバーしているのです。
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フリーライター。大企業から中小企業まで幅広く経営支援を行った経験を活かし、経済や金融に関連する記事を執筆中。得意領域は外食、ホテル、映画・ゲームなどエンターテインメント業界
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