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パドレスが「大型補強成功」で“本気の逆襲”へ…ドジャース「4年連続地区V」に黄色信号か

不安が残る戦績と課題

 ただ、仮にドジャースが地区4連覇を果たし、ホームアドバンテージを得てポストシーズンに進出したとしても、昨季のように勝ち抜くことは容易ではない。  なぜなら今季のドジャースは開幕から「弱いチームに強く、強いチームに弱い」という、実にわかりやすい戦いぶりを見せているからだ。これまで勝率5割以下のチームに対して、38勝17敗と大きく勝ち越している一方で、勝率5割を超える強豪チーム相手には25勝29敗と負け越し。5割超のチームに対して51勝41敗と10個の貯金をつくっていた昨季と比べても、強豪相手の戦い方に一抹の不安を残している。  実際に、現時点(日本時間1日)のナ・リーグのポストシーズン圏内にいるライバル5チームとの今季対戦成績を見ると、勝ち越しているのはパドレス(5勝2敗)だけ。他の4チームには、フィリーズに1勝2敗、メッツに3勝4敗、ブルワーズに0勝6敗、カブスに3勝4敗とそろって負け越している。

大谷も強豪相手に苦戦…

 さらにドジャース打線を牽引する主砲・大谷翔平も、ポストシーズン圏内にいる5チームの投手を打ちあぐねている。その打撃成績は打率.218、OPS.721。それ以外のチームに対する、打率.289、OPS1.079との差は明らかだ。  大本命として今季開幕を迎えたドジャース。6月まではその名に恥じない戦いぶりを見せていたが、独走Vの実現は風前の灯火。ワールドシリーズ連覇を果たすためには、駆け込みトレードで差をつけられたパドレスをはじめ、“強豪”にしっかり勝ち切る必要がある。 文/八木遊(やぎ・ゆう)
1976年、和歌山県で生まれる。地元の高校を卒業後、野茂英雄と同じ1995年に渡米。ヤンキース全盛期をアメリカで過ごした。米国で大学を卒業後、某スポーツデータ会社に就職。プロ野球、MLB、NFLの業務などに携わる。現在は、MLBを中心とした野球記事、および競馬情報サイトにて競馬記事を執筆中。
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