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「性犯罪事件の被害者」になった24歳女性が語る壮絶な半生。「うつ病は甘え」と思っていたことに後悔も

「社会的な成功を収めている人」からの悩み相談も多い

躁鬱のゆゆさん――翻って、ゆゆさんは今、東京にも進出してさまざまな人脈を築いておられますよね。周囲にはかなりのお金持ちもいらっしゃると伺いました。 ゆゆ:コーチングを担当させていただいている方のなかには、社会的な成功を収めている人も少なくありません。また、中学生から「親が気持ちを理解してくれない」「先生とうまく折り合えない」という悩みのDMが届くこともあって、自分が寛解に至った方法をどう広めていくか、考えているところです。 ――現在のゆゆさんの目標は、どのようなものでしょうか。 ゆゆ:広く言えば、精神疾患に悩む人を世の中から減らし、精神疾患にまつわる誤解を社会から消すことでしょうか。精神疾患は、当事者も、その近しい人も苦しむ病気です。それらと闘う強力なコンテンツを作っていきたいんですよね。  ありがたいことに、社会的に力を持った人から求婚されたりもしていて(笑)。でもその人らが持っているお金を、私が幸せになるためではなく、もっと社会に還元するために使いたいんです。まだ構想中ですが、必ず実現させたいと思っています。  そういえば、社会的地位のある人から気にかけてもらえるようになったのは、不思議と自分自身が他人の価値観に左右されなくなってからなんです。地位があろうがなかろうが、その人が持っている人間性や将来的なビジョンに惹かれるようになりました。 =====  何かを成し遂げる人の前にだけたち現れる、あるべき姿。すなわち社会の完成形。そこから現在地を逆算し、ゆゆさんは取り憑かれたように打ち込む。酔狂にして、狂気。でももう、生き急いでいると誰かに笑われても、響かない。“他人軸”から解放された彼女は、見知らぬ者の笑い声さえ置き去りにして、社会に欠けたピースをはめにいく。 <取材・文/黒島暁生>
ライター、エッセイスト。可視化されにくいマイノリティに寄り添い、活字化することをライフワークとする。『潮』『サンデー毎日』『週刊金曜日』などでも執筆中。Twitter:@kuroshimaaki
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