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東大院卒の研究者兼レースクイーンが「男性のほうが嫉妬深い」と考えるワケ。「なんで水着になっているんだ」というナゾの指摘も

いろいろ言ってくるのは男性が多い

Reina+World

アンチは「ほとんど男性」だという

――そういえば、Reinaさんのアンチもほとんど男性でしたね(笑)。 Reina:いろいろ言ってくるのは男性が多いですよね。「なんで水着になってるんだ」とか「論文も出していないのに、ラジオ番組で論文紹介をするな」とか(笑)。  レースクイーンなどもやっていたので水着になっているのは何がいけないのかピンときませんが、後者についてはまったくの誤解です。たぶん私の研究について何もしらないのでしょうね。私の活動に興味を持ってくれているなら、どんなものを執筆しているか、これから出るかについても、調べてくれたら嬉しいな……なんて思います(笑)。 ――たいていは、ネット上で言うだけで、直接言ってくる人は少ないですよね? Reina:それがそうでもないんですよ! イベントの際に会いに来て、表に出ていない私の個人情報について調べた限りを披露して帰る人とかもいて(笑)。結構間違いもあったんで、訂正してあげましたけど。

アンチは養分くらいにしか思っていない

――確かに怖いけど、それはアンチなんですか(笑)。Reinaさんの返しもメンタルの強さを伺わせますね。 Reina:私の目標は自分が影響力を持つことによって、昆虫や研究について多くの人に関心を抱いてもらうことなんです。直接的な研究以外の活動に眉をひそめる人もいるけれど、自分が「ここまでやれる」と決めた範囲ならば、”広報活動”としてこれからもやっていこうと思っています。  正直、アンチは養分くらいにしか思っていないんです(笑)。こんなことを言うと炎上するかもしれないけど、私は作りたいのは、誰かに固執していないといられない粘着アンチこそ救われる世界なんです。アカデミックな世界が正常に機能すれば、一般の人たちにとってもいい必ず影響が出るから、もっと多くの人に研究者の世界に興味を持ってほしいですね。 =====  手段を選ばない。生煮えの覚悟でそれを口にする者はいるが、にこやかに狂気をにじませて笑うReinaさんのそれは本物だ。今報われない人々も、いつかは笑えますように。彼女が描く世界はどこまでもハートフルで、学術への畏敬に満ちている。 <取材・文/黒島暁生> 【ブランドコンセプト】 昆虫の美しさ、生命の神秘を多くの方に伝えたいーPapilio Ulysses(パピリオユリシス)は、昆虫の魅力をできるだけ多くの方に広めたいという想いで立ち上げたアパレルブランドです。生き物、特に昆虫が大好きで、博士課程まで進学したReina +Worldが、デザイナーからディレクションまで務めています。女性物をはじめとし、ユニセックス商品も展開。「むし」を纏ってファッショナブルな生活を。
ライター、エッセイスト。可視化されにくいマイノリティに寄り添い、活字化することをライフワークとする。『潮』『サンデー毎日』『週刊金曜日』などでも執筆中。Twitter:@kuroshimaaki
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Papilio Ulysses ホームページ
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