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“アメリカン・ウェイの象徴”ハルク・ホーガンが逝去。「プロレスが下手だった青年」が「空前絶後のスーパースター」になるまで

晩年にはいろいろあったけど……

 晩年のホーガンにはいろいろあった。性行為を撮ったビデオが流出して訴訟を起こしたり、娘の友人と不倫して家庭が壊れてしまったり……。最も見たくなかったのは、娘と付き合っていた黒人の彼氏をニガー呼ばわりし、社会から猛バッシングされた一件である。  しかし、nWo時代はジミ・ヘンドリックスの「ヴードゥー・チャイルド」を入場テーマに選んでいたホーガンだ。父親としての嫉妬が彼の口をすべらせ、言ってはいけないワードが出てしまった……のだと思いたい。  最近、子どもの頃に見ていた有名人が毎日亡くなる。もし天国があるなら「現世よりあっちのプロレスのほうがおもしろいんじゃないか?」と思うこともある。  そんなことを考えないように、我々は毎日をがんばって生きていくしかない。 <TEXT/寺西ジャジューカ>
1978年、東京都生まれ。2008年よりフリーライターとして活動中。得意分野は、芸能、音楽、(昔の)プロレス、ドラマ評。『証言UWF 最後の真実』『証言UWF 完全崩壊の真実』『証言「橋本真也34歳 小川直也に負けたら即引退!」の真実』『証言1・4 橋本vs.小川 20年目の真実 』『証言 長州力 「革命戦士」の虚と実』(すべて宝島社)で執筆。
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