更新日:2025年08月07日 14:24
エンタメ

「自分を変えたい」緊張しいの吹奏楽部員からアイドルの道へ。僕青・山口結杏の居場所と葛藤

自分の置かれた場所で輝きたい想いとやるせなさ

 その一方で、山口は選抜発表のときに、「いつからか選抜発表をドキドキした気持ちで迎えられなくなった」と心の内を語っていた。それはある種、諦めとも受け取れる言葉だったが、「諦めから出た言葉ではないんですけど」と前置きして彼女はこう話した。 僕が見たかった青空 僕青 山口結杏 雲組「やっぱり自分がどのぐらいの場所にいるのかっていうのは、自分が1番わかっているんです。語弊を恐れずにいうと、私は青空組にいきたいというより、自分の置かれた雲組でもっと輝けるようになりたいと想いがあります。 でも、ファンの人は『青空に行ってほしい』と伝えてくれる方もいます。そういう気持ちを背負っていることもわかっているので、やるせなく感じることも多いんです」

ステージへの意識が変わった意外な瞬間

 そんな彼女がステージに立つという意識が変わったのが、今年の3月から始まった僕青全国ツアーで行ったコント企画だ。6月に行われたツアーファイナルでもある「結成2周年記念 僕が観たかったワンマンライブ vol.2」では、山口と須永心海が僕青マネージャーという設定で、メンバーの過去の日記をイジるネタを披露して会場を沸かせた。
僕が見たかった青空 僕青 山口結杏 雲組

MC中の(写真左から)八重樫と山口

「不思議と緊張しない自分がいました。今までは自分で勝負していたから評価が怖かったんだと思います。だから役になりきることで、吹っ切れる部分があったのかなって。だから最近は、本番前に他のアイドルさんの動画を見るのが新たなルーティンに加わりました。憧れのキラキラした王道アイドルになりきってステージに上がると、いつもより安心できるようになったんです」  また、僕青の4枚目シングル「好きすぎてUp and down」で、雲組の公演MCを担当していて須永が青空組に移動。それを機に、山口にMCの役割を任されるようになった。今回の公演でも、セットリストや会場の空気を読みながらお客さんとの掛け合いや、エピソードトークを選ぶなど工夫を凝らした。 僕が見たかった青空 僕青 山口結杏 雲組「MCはライブを観に来てくださったお客さんと繫がれる場所だったり、自分達の個性を伝えられたり、グループの良さをアピールできる見せ場かなと思うんです。メンバーからも『結杏のMCが好き』と伝えてくれる子がいて嬉しいですね。いろいろな人に助けてもらいながら、ようやく雲組のなかで私のポジションを見つけられたかもと思えています」
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雲組は「全員がキラキラしていて、憧れの存在」
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