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ビジホの料金は「かつてのシティホテル並み」に。“コンビニ泊”は「ホテルから押し出された日本人旅行者」の受け皿になるか

使う車のトップが「アクア」という現実

 リセールバリュー総合研究所は車中泊に関する意識調査を実施しています(「車中泊に関する意識調査」)。それによると、車中泊を選んだ理由のトップは「費用を抑えるため」で6割にも及びました。自由な旅を楽しむ、キャンプ・アウトドアの一環などの回答を大きく引き離したのです。車中泊は非日常から日常へと姿を変えました。  そして、車中泊で使った車の第1位はトヨタの「アクア」。いわゆるコンパクトカーです。そして2位がホンダの「N-BOX」、3位がスズキの「ワゴンR」で軽自動車が続きました。使用されている車種からも、車中泊が日常の延長線上にあることがわかります。  ローソンが車中泊の実証実験を開始した背景には、このような事情が潜んでいるのです。車中泊市場にコンビニが参入した影響は大きいでしょう。ローソンの店舗数は国内だけで1万4000を超えます。仮にローソンの1割が「RVパーク」に認定されると、施設数は500から2000近くにまで増加します。車中泊市場の急拡大が視野に入るのです。

ビジホの料金は「かつてのシティホテル並み」

 宿泊者が費用を抑えようとするのは当然で、ホテル代は急騰しています。東京商工リサーチによると、2020年に6550円だったビジネスホテルの客室単価は、2024年には1万3088円まで上がりました(「上場ビジネス・シティホテル「客室単価・稼働率」調査」)。シティホテルは2020年の単価が1万3541円でした。ビジネスホテルの料金はかつてのシティホテル並みになったのです。  そしてシティホテルの客室単価は2万円を超えるようになりました。  高騰の主要因になっているのが、海外観光客の急増。2019年5月の全宿泊者数のうち、外国人が占める割合は2割にも達していませんでした。しかし、2025年5月は3割近くを外国人が占めています。大型連休を迎える5月ですが、日本人旅行者はホテルから押し出されてしまったようにさえ見えます。
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“コンビニ泊”は観光地にも拡大する?
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フリーライター。大企業から中小企業まで幅広く経営支援を行った経験を活かし、経済や金融に関連する記事を執筆中。得意領域は外食、ホテル、映画・ゲームなどエンターテインメント業界
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