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インテリアを一気に格上げする多灯照明「家具を買うなら照明を買ったほうがいい」理由

多灯が暗くて不便というのは本当なのか

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写真はflameより引用

とはいえ、このような多灯信者によるアピールはもう聞き飽きているかもしれません。メリットだけではなく、デメリットについても説明してくれなければ「ワシは納得せん」。そんな方もいらっしゃると思います。 冒頭でも触れましたね、たとえおしゃれだとしても……「暗くて不便じゃない?」。あえて言いましょう、逆です。多灯だから暗いのではくて、明るくするために多灯にしているのです。 まずお部屋って、照明を配置しなければ真っ暗です。食事をしたいなら、食卓を照らすペンダントライトが必要です。ソファで読書がしたいなら、近くにフロアランプが必要です。ちゃぶ台で勉強がしたいならデスクランプも必要です。 自分の生活を見直したとき、お部屋で行動することが食事、読書、勉強だけなら、今挙げた3つの照明があれば暗くて困ることはありません。いざ食事をするときに、部屋の隅っこが暗くても問題ないからです。 多灯というのは、明るい部屋から照明を引き算したものではなく、暗い部屋に照明を足し算したものなのです。これによって何が起きるのかというと、余計な部分まで明るく照らさなくて済むのです。今言ったばかりですが、食事をするときに部屋の隅っこが暗くても困りません。 部屋は薄暗かったらオシャレだけど不便。明るかったら便利だけどダサい。この問題に対して、多灯を活用することで、生活に必要な場所だけを明るくして、生活に不要な場所だけを暗くすることができるようになるのです。おしゃれと便利のいいとこ取りですね。

多灯の魅力を知って正しく付き合いましょう

20250821kajiki (8)適切な場所に適切な光量を配置する、これを適材適照といいます。一灯では実現しづらい適材適照の状態をつくれるのが多灯の大きな強みです。決しておしゃれだけに魂を売ったわけではなく、おしゃれと便利を両立させるために考え出された工夫こそが、多灯なわけです。 もちろん、シーリングライトのように天井照明が部屋の隅々まで照らすのが一番便利です。食事も読書も勉強も一灯で済むのならそりゃ助かるってもんです。一灯には一灯の良さがあり、多灯には多灯の良さがあるのです。 インテリアは生活と密接につながっています。おしゃれだけが正義ではないし、便利だけが正義でもない。暮らしのなかで何を優先するかは、自分自身の価値観で選ぶものです。便利な一灯を選ぶこともできるし、多灯を選んでおしゃれと便利の両立を模索することもできる。一灯の良さも多灯の良さも、誤解なくフラットに付き合って頂けたら嬉しいなと思います。
暮らし、住まいの世界を長年見てきた経験を元に、インテリアの法則を各コンテンツで言語化して発信中。YouTube「ゆっくりインテリア」、ブログ「様子のおかしいインテリア店」、Xアカウント@kajikissa
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