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「背後で大きな衝撃音が…」あおり運転してきた車が“飛び出してきた車”と衝突、警察に捕まるまで

深夜の峠道で遭遇した改造車

夜のドライブ 中谷優斗さん(仮名・20代)は、深夜1時過ぎに峠道を走っていた。 「街灯もほとんどないし、スマホも“圏外”でした。安全運転を心がけて走っていたんですが、突然ルームミラーが真っ白になったんです」  後ろには、車高の低い改造車。ハイビームと黄色いフォグライト(霧や雨、雪などの悪天候時にヘッドライトの補助として使用される灯火装置)を点灯させ、何度もパッシングをしてきたという。  さらに、車体の下からは青いライトが路面を照らしており、助手席からは中指を立てた腕を出していた。 「スピードは変えずに、ブレーキもしませんでした」  少し先に退避スペースが見えたため、すぐに左へ寄せてハザードを2回点滅させた。改造車は、ウインカーも出さずに対向車線にはみ出して追い抜き、前方でテールランプを何度も点滅させながら走り去ったそうだ。

数分後に見た衝撃の結末

 約3分後、直線道路に差しかかると、前方にオレンジ色の点滅が見えた。先ほどの改造車がガードレールに斜めに突っ込んでおり、ボンネットから白い煙が上がっていたという。 「前輪は曲がっていて、エアバッグも開いていました」  運転席の男性は帽子にジャージ、短パン、サンダル姿。スマートフォンを持った手を大きく振りながら「助けて」と口を動かしているように見えた。 「でも、路肩は狭いし後続車の有無もわかりませんでした。スマホもまだ“圏外”でしたし……」  中谷さんは危険と判断し、そのまま峠を下りて市街地へと向かった。スマートフォンの電波は戻ったのだが、結局、通報せずに午前2時過ぎに帰宅した。 「助けるべきか迷いましたけど、自分も危ないと思ったのでやめました」  その後、あおり運転してきた車はどうなったのだろうか……。 <取材・文/chimi86>
2016年よりライター活動を開始。出版社にて書籍コーディネーターなども経験。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。
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