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ロン毛、金髪…若者よりも中年に“派手な髪形”が増えているワケ。「脱・小汚いおじさん」のために足掻く男性の胸中

イメージ戦略にも有用

 一方、都内でカメラマンとして活動する中里たかしさん(仮名・47歳)は、2年前に髪を後ろで束ねる「マンバンヘア」にイメージチェンジ。その前は無難な髪形だったというが……。 「中年が手入れもしないまま撮影の現場に行くと、『小汚いおっさん』と思われ、最低限の敬意すら払われなくなる(笑)。今の髪は、雑に結んでも“整えてる感”が出るので、見栄えがいいんですよ」  ただ、この髪形にしたのは利便性だけではない。 「カメラマンって、著名でない限りクライアントの指示通りに撮れる人が評価される世界。僕もそのタイプで、ずっと仕事が続いてきた。でも、“アーティスト扱いされたい”っていう自意識もあるんです。“髪形くらい芸術家っぽく”したいなって」  謎髪形にはイメージ戦略だけでなく、ミドル世代特有の悩みも体現しているようだ。

街で増える「謎ヘアおじさん」6パターン

①マンバンヘア
急増![謎ヘアおじさん]の生態

絶壁後頭部にボリューム感。髪が後ろに引っ張られリフトアップ

側頭部を刈り上げ、頭頂部の髪を伸ばして後ろでお団子にまとめた髪形。「日本人に多い後頭部の絶壁をカバー。芸術家のような『ただ者ではない感』も演出できます」(大平氏) ②男気ロン毛
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輪郭をカバーし、たるみ隠しにも

肩までの長髪に明るい髪色。「若者のロン毛は中性的ですが、中年はワイルド路線が多い。海外の俳優など目指すスタイルがある人もいれば、惰性で伸ばす人も」(大平氏) ③金髪ショート
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薄毛・白髪が目立たない

ショートをあえて金髪に染めたスタイル。「頭頂部の薄毛や白髪が目立ちにくいのもメリット。ただ、頻繁にメンテナンスをする必要があり、余裕のある大人向け」(大平氏) ④教祖ヘア
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圧倒的毛量&ひげ量で小顔効果

黒髪を基調とした長髪+ひげスタイル。「イエス・キリストを彷彿させ、言葉に説得力が生まれやすいためインフルエンサー向きのヘア。小顔効果という意外なメリットも」(大平氏) ⑤ファンシーツーブロック
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毛量が多い人もスッキリ見える

ツーブロックに刈り上げて、残った髪をピンクやブルーなどのビビットな色に染めたスタイル。都市部で稀に見られる髪形。「年齢を重ねても挑戦している姿勢を示す機能も」(大平氏) ⑥ツーブロパーマ
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濡れ髪で大人の色気を醸し出す

側頭部を刈り上げ、残った上部の髪にパーマをかけたスタイル。個性派ヘアの中でも、ここ数年のトレンドで年齢を問わず量産。「顔立ちに自信のある人がやりがちで、経営者にも多い」(大平氏) 【芝浦工大デザイン工学部教授・原田曜平氏】 マーケティングアナリスト。若者研究の第一人者として知られる。近著に『Z世代に学ぶ超バズテク図鑑』 【理容師・大平法正氏】 日本一出世するビジネスマンが多い理容室ZANGIRI代表。政治家髪型評論家の顔を持つ 取材・文・撮影/週刊SPA!編集部 イラスト/bambeam
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