更新日:2025年09月01日 13:54
ライフ

沖縄に15年住んだアメリカ人男性が戸惑った“日本人の言葉”「『また会おう』と言ってくれるけど…」

夜のスナックに子どもが!?

沖縄の居酒屋

子ども連れでもお酒OKの沖縄の居酒屋で、家族とお誕生日を祝うブラッドさん

多くのカルチャーショックの中でも特に驚いたのは、日本の「スナック文化」だったそうです。 「仕事帰りのビジネスマンがたくさんいて、女性の店員さんがお酒を出して、話し相手になっている光景がすごく不思議で……」 ママと呼ばれる女性やスタッフが、お客さんにお酒を注いだり、会話をしたりして場を和ませる“スナック”が日本には多数存在します。顔なじみの常連さんも多く、アットホームな雰囲気です。 「お酒を出す夜のバーなのに、子どもがいるんですよ!アメリカにはそういう文化がないので、衝撃でした」 地方のスナックでは、お店のママが自分の子どもを連れてきたり、常連客が家族で訪れるケースも珍しくありません。地域密着型で小規模店舗の場合、まるで“家の延長線”のような空間であることも。それはアメリカ人から見ると、かなり意外な点のようです。

文化が違うからこそおもしろい

ブラッドさん親子

かつて福岡県にあったスペースワールドで旅行を楽しむブラッドさん親子

文化が違えば、驚くことや戸惑うことがあるのは当たり前ですよね。けれど、その“違い”こそが面白く、人生を豊かにしてくれるのかもしれません。 米軍基地内の仕事以外だと、キャリアの選択肢が限られていたため、経済的な理由も含めてアメリカへの帰国を決めたブラッドさん。最後に落ち着いた静かな口調で、こう語ってくれました。 「日本の文化は日本のままで良いと思ってます。みんな、自分らしく生きるのが一番ですから」 <取材・文/トロリオ牧(海外書き人クラブ/ユタ州在住ライター)>
2001年渡米、ユタ州ウチナー民間大使。スーパーの品出しやウェイトレス、保育士などを経て、米国政府職員として17年間勤務。パンデミックを機に生き方を見つめ直し、2023年に辞職。現在はラジオ出演や日本のWebメディアで執筆活動を行う。世界100ヵ国以上の現地在住日本人ライターの組織「海外書き人クラブ」会員
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