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大谷翔平の直前で好機をつぶす「ドジャース非効率打線」の現実…窮地を救う“キーマン復帰”へ

大谷直前で好機をつぶす“非効率打線”の現実

 今月に入り、大谷の直前を打つ大事な打順を担っているのは、アレックス・フリーランド、ダルトン・ラッシング、バディ・ケネディといった若手選手が中心。彼らがほぼ日替わりで9番を打っているが、8月の合算打率はわずか.155。出塁率も.234と低く、春先と同じように大谷の直前でチャンスがついえるシーンが目立っている。  どれだけ大谷の打撃が好調でも、下位打線が出塁できないとなると、その得点力は半減。打線全体で見ても、とても“非効率”といえるだろう。

キム・ヘソンが下位打線問題を解決する“最適ピース”となるか

 しかし、そんなドジャース打線にまもなく明るいニュースが届きそうだ。7月29日に負傷者(IL)リスト入りしていたキムが、順調にいけば今月末にもメジャー復帰できる見通しだという。  キムは約3週間にわたる休養を経て、今月21日からマイナーでリハビリ出場を開始。すると、いきなり5試合連続安打をマークするなど、左肩の故障を全く感じさせない打棒を披露している。  復帰後のポジションも左翼を中心に、中堅、遊撃など“ユーティリティー性”に磨きをかけているところ。課題とされた外野の守備に一定のメドが立てば、大事な戦力として攻守両面でチームに貢献してくれるだろう。  また、キムがメジャーの舞台に戻ってくれば、再び8~9番の下位を担う可能性が高い。出塁すれば、今季メジャーとマイナー合わせて25盗塁を記録している“足”も大きな武器となるはずだ。大谷の前にキムが出塁すれば、相手投手もキムに警戒せざるを得ない。  佳境の9月、そして勝負の10月に向けて、ドジャースの“下位打線問題”はキムというピースが最適解となってくれるのではないだろうか。 文/八木遊(やぎ・ゆう)
1976年、和歌山県で生まれる。地元の高校を卒業後、野茂英雄と同じ1995年に渡米。ヤンキース全盛期をアメリカで過ごした。米国で大学を卒業後、某スポーツデータ会社に就職。プロ野球、MLB、NFLの業務などに携わる。現在は、MLBを中心とした野球記事、および競馬情報サイトにて競馬記事を執筆中。
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