恋愛・結婚

38歳既婚男性の「不倫がバレた」意外な経路。「愛妻家で良きパパ」を演じる男が犯していた過ちとは

もしや不倫相手が妻にバラした!?

 貴司さんは「なぜバレたのか?」と、原因がわからないことをとても不安がっていましたので、筆者は次のように分析・予想をお伝えしていきました。  まず貴司さんは“視野”がとても狭くなっているのではないでしょうか。自分の家庭内での言動やスマホのセキュリティばかりに気を取られていて、状況を俯瞰した視点が欠けていると感じました。  おそらく奥様は、貴司さんの日々の振る舞いから怪しいと疑い始めたわけではないし、貴司さんのスマホから証拠を入手したわけでもありません。ですから第三者が奥様と連絡を取って情報提供した可能性が考えられます。  ここまで説明すると貴司さんは、「もしや沙羅が妻にバラした!?」と彼女を疑いました。しかし、あくまで予想であると前置きしたうえで、筆者は奥様に密告したのは沙羅さん本人ではないけれど、沙羅さんはなにかしらの事情を知っている可能性が高いということを伝えたのです。

妻に密告したのは予想外の意外な人物

 ――後日、再び貴司さんが相談に訪れ、「妻にバレた原因がわかりました。犯人は沙羅の女友達でした」と報告してくれました。  貴司さんは、沙羅さんが秘密をべらべらと友達に話していた危機意識の低さや、その話を友達が沙羅さんにも無許可で勝手に妻に暴露していたことに憤っているのです。  けれど筆者は、貴司さんをたしなめる意味で、バレてしまった原因は貴司さん自身にあるということを指摘しました。  貴司さんの最大の“罪”は、20代中盤から30代目前という沙羅さんにとって非常に大切な人生の時間を、不倫で奪ってしまったこと。  沙羅さんは貴司さんを好きな気持ちがある一方で、“未来”がない恋愛に今後も人生の時間を費やしていくことにとてつもなく大きな不安を抱え、精神的にかなり疲弊していたのでしょう。その巨大な不安に押しつぶされないように、親友に話を聞いてもらっていたことは想像に難くありません。  そして親友は、不倫というあまりにも不毛な恋愛に心をすり減らしている沙羅さんを見かねて、彼女を救済する意味で奥様の連絡先を調べて密告したのでしょう。

ゲス男が犯していた最大の“罪”とは?

 要するに、奥様に直接暴露したのは沙羅さんの女友達だったかもしれませんが、バレてしまった根幹の原因は、“貴司さんが20代女性の人生の時間を奪い続けていたこと”なのではないでしょうか。  貴司さんは、沙羅さんや親友に怒りをぶつけようとしていたのが間違いだったこと、不倫がバレてしまった原因は自分にあったこと――つまり自己責任だったことを痛感したようでした。  貴司さんから強引に口説かれていたとはいえ、沙羅さんも被害者ではなく、奥様視点で見れば立派な共犯者です。ただ、奥様は夫である貴司さんの女グセの悪さを知っていたからでしょうか、沙羅さんを訴えるようなことは考えていないということでした。  沙羅さんが不倫沼にハマッていたことをきちんと悔いて、幸せな未来に進めることを願っています。 <文/堺屋大地>
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。本連載意外に『SmartFLASH』(光文社)でドラマコラム連載、『コクハク』(日刊現代)で芸能コラム連載。そのほか『文春オンライン』(文藝春秋)、『現代ビジネス』(講談社)、『集英社オンライン』(集英社)、『週刊女性PRIME』(主婦と生活社)、『女子SPA!』(扶桑社)などにコラム寄稿。LINE公式のチャット相談サービスにて、計1万件以上の恋愛相談を受けている。公式SNS(X)は@SakaiyaDaichi
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