“終電の満員電車”で痴漢された女子大生の怒り「触っている手を力強く掴み、大声を出した」結果――仰天ニュース特報
大事件ばかりがニュースではない、身近な小さな事件の方が人生を左右することも。注目のテーマを取り上げ大反響を呼んだ仰天ニュースを特別セレクション!(初公開2024年6月27日 記事は取材時の状況)
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限られた空間の中で赤の他人と隣あう電車内では、通勤や通学で日々大勢の乗客が交差している。利用者同士が関わることは滅多にないものの、満員電車となれば話は別。物理的に距離が近くなるため、意図せずとも面倒なトラブルに遭遇してしまう可能性はゼロではない。
山本翠さん(仮名・33歳)もその一人。話は大学3年生の時までさかのぼる。
「がむしゃらに就活していた時期でした。確かその日は金曜日だったと思います」
「終電で帰っていた日です。華金だったこともあり、東京から実家のある神奈川に向かう電車は飲み会帰りのサラリーマンたちで超満員。圧迫面接を受け心身ともに満身創痍な状態に、満員電車のストレスも加わり限界を感じていました」
それは疲労困憊の状態での出来事だったという。
「いきなり何者かが私のお尻を触ってきたのです。『こ、これは……!?』と思いましたが、満員電車だったので、最初はたまたま当たってしまっただけかなと思いました。しかし、電車が空いてきても何かがお尻から離れなくて……。自分の手を後ろに回し、当たっている何かをぶっきらぼうに振り解いてみてもまた触ってくるのです。意図的に触られているなんて考えたくないですが、何回か同じことを繰り返しこれはわざとなのだと悟りました」
山本さんが乗った路線は1駅1駅の間隔が長く、地獄のような時間を過ごしたという。
「それまでにも『これは痴漢なのだろうか、たまたま手が当たってしまっているだけなのではないだろうか……』と悩むことは多かったのです。でも、その時は何回振り解いてもまたお尻を触ったり揉んだりしてきて……。耐えきれなくなった私は、電車が横浜駅につく直前、お尻を触っている手を力強く掴み『痴漢です!!』と大声を出しました。すると、周りが一斉にこちらに注目。混んでいたにも関わらず、モーセの十戒のように人が避けてドアまでの道が開きました。心の底からキレていた私は絶対に相手の手を離しませんでした。近くにいた若手サラリーマンも協力してくれ、改札口まで一緒に連行しました」
相手を捕まえた時は必死で興奮状態だったものの、駅員に引き渡してようやく安心することができたという山本さん。
「改めて相手を見てみると、どこにでもいそうなメガネをかけたスーツ姿のおじさんでした。多分50代くらいだと思います。普通、『痴漢です!』と言われたら『えっ違いますよ!!』と全力で否定すると思うのですが、すごく落ち着いた様子だったんです。心の中では動揺していたのかもしれませんが、白を切るというか……。涼しげな表情に見えました。その時にこの人はどうやら初犯じゃなさそうだなと感じました」
たまたまなのか、意図的なのか…
痴漢の手を掴んで大声で叫んだ
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下北沢に住む32歳。趣味はポーカーとサウナ、ホラー映画鑑賞。広告代理店・制作会社を経てフリーランスのブロガー兼ライターに。婚活ブログ『アラサー女の婚活談義』と生きることをテーマにした『IKIRU.』を運営中。体験談の執筆を得意としている。X(旧Twitter):@IKIRUwithfun
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