更新日:2025年09月12日 18:42
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「後ろ!後ろ!」崖で熊と対峙した40歳男性、間一髪で助かったわけ。“死んだふり”が逆効果になることも【訂正】

「接近しない・させない」に勝る対策はなし!?

[危険動物と遭遇]のリアル

写真はイメージです

 危険動物への対策は数多く語られているが、専門家によれば誤解も多いという。  北海道で鹿と熊の駆除を行うハンターB氏は、「熊と遭遇したら、その場から後ずさりで逃げるしかありません。死んだふりをしても、20m以内なら逆に熊は興味を持って寄ってきます」と話す。 「大声を出す」も無意味という。 「猟師などは火薬の匂いがするため敬遠されますが、普通の人が大声を出しても『ご飯ですよ』と言っているようなものです。熊スプレーも目に当たらなければ無効ですし、熊鈴は熊が音を覚えてしまっているので逆に危ない。ただ、電子音は嫌うので携帯電話のアラームなどを鳴らすのは効くでしょう」  また、熊の接近を知らせるしるしに「強烈な獣臭」がある。 「とてつもなく生臭いのですぐにわかります。異様な臭いがしたら、すぐに下山しましょう」

一見大人しそうな魚類もキケン!

 一方、水辺での危険については東京科学大学助教で潜水士の山崎詩郎氏が指摘する。 「水棲生物は基本的に危害を加えない限り襲ってこない。むしろ鋭い牙やトゲ、猛毒を持つ魚介類に不用意に触れるほうが、実はサメ以上に危険なのです」  たとえば槍のように尖った口を持つダツは光に集まるため、夜にライトを持つダイバーが刺される事故も。  ウニの仲間であるガンガゼは強い毒を備え、またイイジマフクロウニのトゲは刺さると呼吸困難を引き起こすことも。  ダルマオコゼは岩にそっくりな外見のため、誤って手をついた際に毒針に刺され、なかには死亡事例もあるとか。クラゲの毒は比較的弱いが、刺傷後に納豆を食べるとアナフィラキシーショックを起こすこともあるという。  結局のところ、危険動物への恐怖心にのまれるのではなく、行動を慎む冷静さが生死を分けるのだ。 取材・文/週刊SPA!編集部、イラスト/子原こう
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