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14年ぶり「塊魂」、20年ぶり「鬼武者」…東京ゲームショウ2025で“復活する名作”と中国系メーカーの動向

中国系メーカーも見逃せない!

GRYPHLINEの東京ゲームショウ2025特設サイト

 スマホアプリやSteamで、世界的に躍進を続ける中国系メーカーのブースもチェックしておきたいところ。日本でアニメ版も放映された『アークナイツ』の開発元・Hypergryphが立ち上げたグローバルブランド「GRYPHLINE」のブースでは、挑戦的な3Dリアルタイム戦略RPG『アークナイツ:エンドフィールド』(リリース時期未定)を出展予定。 『荒野行動』でおなじみのネットイースは、盛り上がりつつある新ジャンル・都市型オープンワールドRPG『無限大 Ananta』(リリース時期未定)を出展。また、東京ゲームショウ初出展となる『アズールレーン』の開発元Manjuuは、“『原神』×『パルワールド』”と噂の新作RPG『アズールプロミリア』(リリース時期未定)の試遊出展が発表されています。

今年はレッドブルが翼を授ける!?

プラチナスポンサーとなったレッドブル・ジャパンの東京ゲームショウ2025特設サイト

 ゲームメーカー以外では、今年はレッドブル・ジャパンが公式プラチナスポンサーとなり、F1ドライバー角田裕毅選手がステージで『Apex Legends』の特別マッチに参加するイベントが開催されます。ほかにも、『ストリートファイター6』の次世代プレイヤー育成プログラム「Red Bull 283 Academy」の決勝戦、『テトリス』のグローバルトーナメント「Red Bull Tetris」の日本代表決定戦とイベント続々。昨年の東京ゲームショウではモンスターエナジーが配られていましたが、今年はレッドブルが配られる!?  個人的に注目しているのが、「PARCO GAMES」。ファッションビル大手のパルコがゲームパブリッシング事業に本格参入し、東京ゲームショウにもブースを出展。900年後の南極を動物たちと探索する『南極計画』などインディーゲーム3タイトルを試遊展示予定です。

インディーゲームやオンライン配信も!

 一般会場とは独立した幕張メッセのホール9-11で行われ、すっかりおなじみとなったインディーゲームコーナーは今年で13回目に。昨年は、インディーを代表するヒット作『8番出口』の“8番出口”と“8番出口おじさん”の出現が話題になりました。このコーナーで今後ブレイクするタイトルを早めに見つけるのも東京ゲームショウの楽しみ方です。  開会式や基調講演の様子はもちろん、ビジネスデイと一般公開日の4日間、さまざまなメーカーがTGS公式番組で情報を発信するので、現地に行けないという人も、オンラインでこのお祭りに参加してはいかがでしょうか。
ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も
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