更新日:2026年02月13日 18:41
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「まるで“子供の喧嘩”」満員電車でサラリーマン同士が口論に。周囲の乗客は呆れ顔で…

足を広げた男性と、我慢の限界を超えたサラリーマン

 佐々木祥太郎さん(仮名・20代)は、帰宅時に乗った総武線内での出来事を教えてくれた。 「隣り合わせで、30代くらいの男性と50代くらいのサラリーマンが座っていたんです。若い男性は、足を大きく開いて腕組みをしていて、完全にだらしない座り方でした」  その足は隣のスペースにまで進入し、サラリーマンの体を押しやっていたという。 「最初は我慢していたサラリーマンも限界がきたみたいで、持っていたビジネスバッグで男性の腕や肘を小突きはじめました。“どけ”っていう意思表示だったんでしょう」  すると、若い男性も肘で押し返したのだ。 「もう、まるで“子供の喧嘩”でした。お互いがムキになって、必死に押し合っていました。見ていて情けなかったです」

車内に漂う異様な緊張感

 やがて言い争いに発展。口調は激しくなり、汚い言葉が飛び交っている。 「私はイヤホンをしていたので詳しくは聞き取れませんでしたけど、かなりひどい言葉だったと思います。ほかの乗客も注目していて、みんな迷惑そうな表情でした」  隣に立っていた女性は耐えきれず、わざわざ場所を移動していったのだとか。 「その気持ちがすごくわかりましたね。仕事帰りで疲れているときに、目の前で大人が押し合いしていたら居心地悪いですし……」  そして、押し合いはさらにエスカレートし、殴り合い寸前の雰囲気になった。 「車内全体が緊張感に包まれていました。幸い、私は次の駅で降りましたけど、後味は最悪でした。『よい大人があんな幼稚な行動をするのか』って、本当にうんざりしました」  電車では個人のマナーが大いに問われる。だが、不快に感じても声をあげにくい空気があるのは事実だ。自分の何気ない行動が周囲の迷惑になっていないか、あらためて意識する必要があるだろう。 <取材・文/chimi86>
2016年よりライター活動を開始。出版社にて書籍コーディネーターなども経験。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。
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