もう“大卒”の肩書きに意味はない!? 大卒余りで、ホワイトカラーの職が足りない
大学で“九九の復習”?なぜそうなるのか
海老原:う~ん。それは正しいけど、やっぱり違いますよ。後で詳しく言いますが。
高橋さんはどうですか?
高橋:これ難しいですね。大学に行って色々勉強したほうがいいと思いつつ、みんながそうすべきのか。なんて言うんですっけ、Fラン? いわゆるFランの人たちが、僕の周りにいないから、わからないんだよね本当に。
海老原:いやらしい男だな(笑)。
高橋:いやらしい男だね(笑)。いま自分が悪人になりながら言いましたけど、官僚の人たちもわからないんだと思う。偏差値50以下とかの大学の実態がわからないから、僕は、悪だとも言い切れない。そこで何かを得ているんじゃないか?という気もするんですよ。
ただ、そういう大学に行くことが、就職とかを考えた時、コスパに合わないという議論はあるでしょうね。
海老原:下位の大学でやっているのは、リメディアルが基本なんですよ。
宮崎:リメディアルって何ですか?
海老原:学び直し。小・中・高校で基礎学力がついてない学生に、補修をする教育ですよ。例えば英語なら、ABCDから初めて、be動詞とか、aとanの使い方とか、そういう補修教育を大学でやってるんですよ。
海外では「義務教育での留年」がザラ
ドイツやフランスは10歳前後で三者面談があって、勉強が苦手な子は先生から通告を受けます。「あなたはこのままだったら、中卒で働くか、職業訓練校に進んでください」と。
要するに、マイスター制度ってこういうことなんですよ。だから、ドイツは素晴らしいって話をされると、ちょっと違うんじゃないかなと思うんです。15歳分岐といって、働くか大学に行くかのキャリアが半強制的に早くに決まってしまう。
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