更新日:2025年10月02日 12:07
ライフ

道の駅のプロが教える「いま行くべき3駅」。 一年中牡蠣が美味しい、ジップラインと美人の湯、なると金時スイーツ天国etc.

全長137mのジップラインのあとは、天然温泉でリフレッシュ! 「こすげ」(山梨県)

『道の駅コンプリートガイド』パブ記事画像

道の駅に隣接している「フォレストアドベンチャー」はフランス発祥のアスレチック施設。目玉のジップスライド

 山梨県の北東部、小菅村にある道の駅「こすげ」は、東京都と埼玉県の県境に近い、山あいの静かな場所に位置する。  周辺は秩父多摩甲斐国立公園の自然に包まれ、多摩川の源流部にあたる清流や大菩薩峠など見どころの多いエリアだ。  この道の駅には「フォレストアドベンチャー・こすげ」が隣接している。フランス発祥のアウトドアパーク「フォレストアドベンチャー」のひとつで、自然の森を舞台にした本格的なアスレチック体験ができる人気スポット。  専用のハーネスを装着し、木々の間を移動するアクティビティで、大人から子どもまで、体を使って思いっきり遊べる。
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「フォレストアドベンチャー」のアスレチック。北海道から沖縄まで40以上のパークがあって、それぞれが森をそのまま活用している

 とくに注目したいのは、地上15mの高さから滑走する全長137mのジップスライド。森の上空を一気に滑り抜ける爽快感は格別で、日常では味わえないスリルと開放感が味わえる。  利用料金は、アドベンチャーコースが4000円で大人・小人一律料金となる(身長140cm以上、または小学4年生以上、体重110kg未満)。  コースの紹介や詳細についてはホームページをチェック。週末や連休は混み合うため、事前予約が安心だ。自然と一体になって遊ぶことで、体も心もリフレッシュできるだろう。

汗は温泉で流し、空腹は本格ピザで満たす

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隣接する温泉の露天イベント風呂では、よもぎ、ハーブ、ひのきなど、週替わりでさまざまなお風呂が楽しめる

 アスレチックでたっぷり汗をかいた後は、隣接する温泉施設「小菅の湯」でひと休み。こちらは高アルカリ性の天然温泉で、肌がすべすべになる“美人の湯”としても知られている。
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高アルカリ性のお湯で美人の湯といわれている。露天風呂、五右衛門風呂、ジャグジー、打たせ湯など9つの浴槽がある

 開放的な露天風呂をはじめ、五右衛門風呂、ジャグジー、打たせ湯、寝湯など、合計9つの湯船が揃っており、体の芯からリラックスできる。
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「源流レストラン」には本格的な石窯があって、小菅産のトマトやフレッシュバジル、キノコなどをトッピングしたピザが食べられる

 道の駅としての物販施設やレストランも充実している。石窯を備えた「源流レストラン」では、地元産のトマトやバジルを使った焼きたてのピザが名物。
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物産館では地元の新鮮な野菜を販売するほか、加工品も多く並ぶ。小菅村はやまめの養殖が盛んなところであり、「山女魚のアンチョビ」などを販売する

「物産館」では、新鮮野菜はもちろん、ご当地名物の「多摩川サイダー」など、個性的な土産物が揃っている。
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名物の「チャーちゃんまんじゅう」

「チャーちゃんまんじゅう」は手作りで、道の駅の人気商品。アンコのほかにヨモギ、高菜、ネギ味噌などを餡に使っている。ドライブ休憩におすすめの買い食いアイテムだ。  中央道・大月ICからのアクセスで、都内から2時間程度のため、週末の日帰りレジャーにも最適な距離感だ。自然の中で思いっきり遊んで、温泉で癒やされ、地元のグルメと出合える。  日常から一歩離れて心も体もリセットできる山の中のエンタメ拠点だ。

道の駅DATA

こすげ
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山梨県北都留郡小菅村3445

軽食・レストラン=〇 産直市場=○ 温泉(入浴施設)=○ 足湯=× 宿泊施設=× キャンプ場=× RVパーク=× ドックラン=× 観光案内所=○ 駐車場=普通車89、大型車3、障碍者用4台 営業時間9:00~19:00 (12~3月は10:00~)源流レストラン10:00~16:00(※土・日・祝は~17:00) 休=水曜(臨時休業あり。物産館は無休)
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スイートポテトや極細けんぴなど「なると金時」の魅力を満喫! 「くるくる なると」(徳島県)
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キャンピングカー専門誌『オートキャンパー』編集部を経て独立。現在は旅とキャンピングカーをテーマに活動するフリーライター。2014年3月よりキャンピングカーでの車中泊旅をスタートし、2年3カ月かけて全国の道の駅1,059カ所を制覇。その後も新設された道の駅を継続的に訪れ、現在は2度目の道の駅制覇の旅の途中。道の駅、車中泊、キャンピングカー旅の第一人者として、雑誌・書籍・メディア出演など幅広く活躍中。最新の著書『道の駅コンプリートガイド2026』(扶桑社)が発売されたばかり
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