更新日:2025年09月26日 16:06
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<スプリンターズS>「武豊×ジューンブレア」に立ちはだかる“2つの絶望データ”…「29連敗×14連敗」の“怖すぎるジンクス”とは

武豊騎手の「2つの不安要素」

 ただし、そんなレジェンドにも幾つか不安がある。  実は武騎手はスプリンターズSとそれほど相性がいいわけではない。昨年のオオバンブルマイまで通算20回騎乗し、【2-3-3-12】という成績が残っている。これは並みの騎手なら十分すぎる成績だが、春秋の天皇賞を15勝、日本ダービーを6勝しているレジェンドにとっては平凡そのもの。  しかも、2002年にビリーヴで勝利したのを最後に、目下14連敗中である。特に2016年以降は7回騎乗、うち6回が2桁着順と惨敗も目立つ。鞍上の経験がものをいう中長距離戦に比べると、短距離戦ではベテランの技がそれほどアドバンテージにはならないのも大きいだろう。  また、もう一つの不安要素はジューンブレアが外国産馬であること。武騎手はこれまでマル外とのコンビでJRAのG1を7勝しているが、そのすべてが2002年以前。同年11月のエリザベス女王杯をファインモーションと制したのを最後に、目下29連敗を喫している(2018年に京都で開催されたJBCスプリントを含む)。  奇しくも武騎手が最後にスプリンターズSを制したのも、マル外の馬でG1を制したのも同じ2002年。当時は小泉純一郎氏が首相を務めていた頃といえば、相当の時間が経過したことがわかるだろう。

3ヶ月前には“ジンクス打破”に成功

 武騎手には2つのマイナスデータが立ちはだかるが、思い出したいのが3か月前の宝塚記念。それまで武騎手には、5番人気以下の馬でJRAのG1を勝てないというジンクスがあった。しかし、7番人気のメイショウタバルとのコンビでジンクス打破に成功。それ以来となるG1騎乗で、再び大仕事をやってのけてもおかしくない。  今年の凱旋門賞は不参戦が濃厚で、その悔しさもあるだろう。秋のG1開幕戦でいきなり、豊マジックを披露し、年末まで続くG1戦線に弾みをつけられるか。注目の大一番は28日、15時40分に発走を迎える。 文/中川大河
競馬歴30年以上の競馬ライター。競馬ブーム真っただ中の1990年代前半に競馬に出会う。ダビスタの影響で血統好きだが、最近は追い切りとパドックを重視。競馬情報サイト「GJ」にて、過去に400本ほどの記事を執筆。
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