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女性の尊厳を踏みにじる“触れない痴漢”が多発…卑劣すぎる実態と被害者の叫び。「触れていないからセーフ」では済まされない

デジタル痴漢はなおも多い

 さらに露骨なのが、公共空間で女性に性的な画像や映像を「見せつける」痴漢だ。なかでも近年増えているのが、iPhoneのAirDrop機能を悪用した“エアドロ痴漢”である。 「電車で座っていると、突然スマホに“AirDropで受信しますか?”と通知が出てきたんです。送り主の名前は“犬好きペコちゃん”みたいなニックネーム。開いてみたら、男性器のドアップ画像で……。周りの誰が送ってきたのかは特定できず、電車を降りるまでずっと背筋が凍っていました」(販売員・香田ゆかりさん・仮名・27歳)  不特定多数に一斉送信できるため、誰が加害者なのか突き止めにくく、被害者は泣き寝入りを強いられやすい。公共空間で強制的に卑猥画像を見せつける、まさに“デジタル痴漢”だ。

アナログの「見せつけ行為」もまだまだ多発

急増![触れない痴漢]の卑劣な手口

何げない電車の利用時間でさえ、卑猥な行動を唐突にしかけてくる男。公共の場でも安心はできない

 だがアナログな「見せる痴漢」も依然として後を絶たない。 「席に座れてラッキーだと思ったら、隣の50代の男がすっとエロ本を広げて『見てくれ』とでも言うような角度で私に開いてきたんです。内容はギャルが男性器を咥えている過激なもので、駅に着くまでの数分間ずっと見せつけられました。私は痴漢被害に慣れていたので逃げずに証拠として状況を撮影したんですが、反対側の隣の席に座っていたサラリーマンはドン引きして離れていきました」  もはや、痴漢どころかわいせつ行為ではあるが、自慰行為を直接見せつけるという事案も少なくない。パート勤務の田中百合さん(仮名・30歳)はカフェでおぞましい体験をした。 「ほんの1mしか離れていない席に、50代半ばのどこにでもいそうな男性が、新聞を片手に座ってたんです。友達との話に夢中でしたが、ふとねっとりした視線を感じ男のほうに目をやると、テーブルの下でズボンのファスナーから取り出した男性器を熱心にこすりまくってました」
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卑猥な言動が子どもに影響ないか心配
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