トレーニングをして1か月で、“幽体離脱”ができるように

――コミットするようになったきっかけは?
角:別の出版社で精神世界の書籍編集になったのがきっかけです。一冊の本を作るうえで深い取材をするうちに、不思議な現象が本当にあるなら、私も体験したいという方向に変わっていったんです。突破口となったのが、中島修一さんという方が提唱する「(※5)タマエミチトレーニング」の書籍を担当したことです。そこで提唱されている(※6)幽体離脱の方法を真剣に実践したら、本当にできちゃったんですよ。
――それはどんな方法ですか?
角:「記憶の逆回し法」といって、その日やったことを逆順に思い出していくワークを1か月ほど練習していたら、ある日、ポンと体からもうひとつの体が抜け出てきたんです。その後、幽体離脱をもっと上手にできる方法はないかと思って出合ったのが(※7)ヘミシンクです。CDを聞いて、ナレーションに従うと幽体離脱ができるようになるというので、やってみると本当だったんですね。「(※8)引き寄せの法則」に興味を持つようになったのも、そこからですね。

――著書では、ヘミシンクによる強烈な引き寄せ体験を書かれていますね。
角:ヘミシンクにはたくさんの種類があるのですが、その中に自分の願った通りの現実を具現化するCDがあったんです。文字通り「具現化」というタイトルで。幽体離脱が本当にできたのだから、このCDも効果があるのではと試してみたら、怖いほど次々と願望が実現して……。
――そのCDは、どんな内容なんでしょうか?
角:悩みなど今抱えているストレスを、一度、箱の中に全部詰めることをイメージするんです。そして、力を抜きながら「あなた本来のやりたいことをイメージしてください」といった音声ガイダンスに沿い、願いを具体的に思い描いていきます。
――どのような感じで願望が実現したんでしょうか?
角:当時は前述の出版社を辞めて再就職先も決めておらず、失業保険が下りる間はプラプラしていたいけど、遊ぶお金は欲しいという状態でした。だから「在宅でできる割のいいバイトが欲しい……」と思っていたところ、知人から「そういえば角ちゃんって結構絵がうまかったよね」と依頼が来て。イラストレーターとして活動していたわけでもないのに、ですよ。次は別の知人が、書店のPOPを描ける人を探していると。それがまた、相場よりもすごくギャラが良くて。その後、入りたかった出版社・サイゾーにもスムーズに採用され、担当記事がバズり続けた結果「TOCANA」創設にも繋がるなど、ほとんどが実現したように思います。
――まさに狙った通りのことが起きたわけですね。
角:引き寄せの法則は、一度始まり出すと加速度的に効いてくる感じです。ただ、私が願ったのは、ぼんやりと「1億円欲しい」とかではないんですよ。就職するにも自分で履歴書を作って、自分で会社を探さなきゃいけないじゃないですか。ちゃんとそういうプロセスを含めて、現実的な願い事をしていました。
――自分がイメージできる範囲の願望を設定すると。
角:100万円をイメージしたら100万円が来ると提唱する人も多いですが、それは違うと思うんです。自分がイメージできるレベルの幸運がどんどん引き寄せられてきて、最終的に100万円として形を結ぶかもしれないという話です。叶えられない人は、やはりどこかで疑っている。だから、すごく身近なレベルからやってみてほしいですね。「目覚まし時計なしで明日8時に起きられますように」ぐらいから始めてもいい。