「カーブでも無理やり加速」山道で“あおり運転”してきた車が交通事故を起こすまで
強引な割り込みがまねいた悲劇
加藤和彦さん(仮名・50代)は、家族を車に乗せてアミューズメントパークへ向かっていた。高速を降りて一般道に入ると、すぐに後ろの白いワゴン車がパッシングを繰り返した。
「最初は勘違いだと思ったんです。でも、ピタッと張りついてずっと車体を揺らしてきました。『パパ、怖いよ』って、子どもも不安そうでしたね」
譲るスペースもない片道一車線。加藤さんは慎重にハンドルを握り、「もうすぐ駐車場だから、我慢しよう」と言ったという。
やがて、目的地の手前で渋滞に差しかかった。ワゴン車は急に車線を変え、加藤さんの前に無理やり割り込んできたそうだ。
「反射的にブレーキを踏みました。悔しかったですけど、これで『あおられずに済む』と安心しました」
そのまま一定の距離を保ちながら駐車場の列に加わった。渋滞はゆっくりと動いており、前方のワゴン車も、すぐ目の前に見えていた。
あおってきた車が“盾”に…
2016年よりライター活動を開始。出版社にて書籍コーディネーターなども経験。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。
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