更新日:2025年11月13日 12:26
ライフ

「ダサい中年男性」しか着ていない“古臭いファッションアイテム”ワースト5

▼カナダグースの「ジャスパー」

カナダグース

Pascal Huot – stock.adobe.com

 こちらも10年前から爆発的な広がりを見せたカナダグース。  広告代理店の力で日本ではなぜか「ダウンは一生物」という認識が強く、「ダウンだけはいいものを買わねば」という強迫観念が流布されていました。  考えてみると「ダウンだけはいいものを買う」ってどこにも論理性がなく、日本のような温暖な気温ではそもそもプロユースのダウンなんて必要もないし……都市部で生活している人なら特に不要なもの。さらにダウンは決して一生物ではありません。  そもそも洗うことが大変難しくクリーニングでも失敗が非常に多い(変色など意外と多い)。ダウンの洗濯を請け負ってくれるところでもたいがい洗うたびにダウンのかさ高が減っていき、ボリュームダウンしていくもの。  誰でも簡単にできるケア方法が確立されているものではないので(クリーニング店でもダウンは最も難易度が高い)、そもそも何を以て「一生物」と謳っているのか理解に苦しみます。……実際、皆さん10年満足いくくらいクオリティ変わらず着続けているダウンジャケットってホントにあります??  10年経って「そういえば一生物じゃないな」と広告代理店の嘘に気がついている人も多いのか、最近はダウンよりも中綿ジャケットなどが人気です。機能性中綿の開発が進んでいることもあり、「軽くて暖かい」ダウン並みのものも増えてきています。ユニクロも今年は「パフテック」といった新しい中綿アイテムを強化して提案していたり。

かつてはブームの牽引役

 そして、そんな「一生物ダウンブーム」の牽引役だったのがカナダグース。猫も杓子も着ている印象で山手線に乗れば、カナダグースマークがついた服を着ている人を必ず見かけたものでした。  カナダグース自体はもちろん品質もプロスペックですし、フォルムも洗練されていますが……いかんせんあまりにもわかりやすいロゴデザインがどうしても「一昔前に流行ったよね」感が出てしまいます。オワコンとまでいうと大袈裟かもしれませんが、少なくとも「カナダグースのロゴを見ておしゃれ!」と思う時代は終わったでしょう。 ・【FW25新作】ウェストポート フリース ジャケット 10万7800円
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 実はカナダグースもそのあたりを察しているのか、ロゴデザインを黒で統一したブラックレーベルが展開されています。シルエットも今っぽくスタンダードラインよりもグッとおしゃれにしたアップグレードライン。今、買うならこちらを選ぶのがいいでしょう。
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おしゃれなイメージは完全に失われる
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