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“狭すぎる物件”に5年住み続ける30歳男性が明かす、驚きの暮らし「貯金は最高3000万円ほど」「スーツ以外の服は持っていない」

「家では水しか飲まない」「スーツ以外の服は持っていない」

フルコミっくん

フルコミっくん(X:@furukomicn)さんが住んでいた部屋

――住み心地はいかがですか。 フルコミ:立地のメリットは非常に感じています。手の届く範囲でほぼ生活が完結するので掃除もラクですね。ただ、隣の生活音や電話の声などはけっこう聞こえるので、僕は一人でYouTubeとか観る時もイヤホンしています。廊下などの共用部も窮屈なつくりなので、お隣さんと同時に玄関扉を開けて、ぶつかってしまうこともありました。 ――他の入居者はどんな雰囲気でしょう。 フルコミ:20代・30代の男性が多い気がしますが、服装とかも普通に清潔感ある感じで、女性も住んでいるみたいです。エントランスにはオートロックが付いています。 ――狭小物件に住んで生活スタイルや価値観も変化しましたか? フルコミ:それはかなり感じます。まず全く浪費しなくなりました。福岡時代は月25万円の給料を使い果たしていましたが、自然と物欲も消えて最近は人から物をもらうのも嫌になりましたね。“足るを知って”精神的にも安定しています。 ――そうして浮いたお金を不動産投資などの資産形成に回してきたと。いやらしい話、貯金額とか聞いても良いですか。 フルコミ:貯金は最高3000万円ほど、家賃収入は毎月手残り20万くらいですかね。 ――ほぼサイドFIREできそうですけど。さすがに電子レンジくらいは部屋にあります? フルコミ:電子レンジはないですね。家では水しか口にしないので冷蔵庫も食器も箸もないです。ごはんは会社近くの「松屋」とかで済ませていて、会員ランクはほぼ毎月プラチナです。 ――当然テレビもない、と。 フルコミ:上京してからテレビは家で見ていません。必要性を感じたこともないです。 ――はじめて狭小物件に住んだ時って、逆にどんな荷物を持ってきたんですか? フルコミ:スーツ・パジャマとウォーターサーバー、ベッドですね。洋服が好きでたくさん持っていたんですが、友人に全部あげて、この5年、私服は一度も着ていないです。それ以外の荷物は「ジモティ」などですべて処分しました。 ――普通は我が家に帰ると、ほっとリラックスできる感覚があると思うんですけど、狭小でも自分の部屋で心から落ち着くものですか? フルコミ:言われてみると、僕はあまりそういう感覚ないですね(笑)。 ――出張先のビジネスホテルみたいな。 フルコミ:日中はほぼ部屋にいないですし、お風呂に入って寝る場所です。

「土日・祝日も関係なく毎日働いた」遂に憧れの湾岸タワマンを購入

フルコミ:実は最近またマンションを買って、いま住んでいる部屋はこの11月に退去する予定です。 ――次の家も売却などして住み替えていくつもりなんですか? フルコミ:実は上京した時、福岡の時代から“東京のタワマンに住む”というのが夢だったんですが、次に引っ越すのが憧れの湾岸エリアのタワマンなんですよね。 ――フルコミさんの実はけっこう俗っぽいところ、とても良いと思います(笑)。念願のタワマンでやりたいことは? フルコミ:友達を部屋に招きたいです。せっかく地元の友達が遊びに来ていても、泊まらせてあげられなかったこともあったので……。 ――ずっとガラス張りのトイレでしたもんね。いま一番買いたいものは? フルコミ:ソファですね。洋服もまた少しずつ買い集めたいです。 ――ミニマリスト的なライフスタイルに惹かれる人は、思い切って狭小住宅を選ぶのも手だなと思いつつ、プライベートや趣味が入り込む余地がない印象を受けました。 フルコミ:夢を叶えるために狭小物件に住みながら、土日・祝日も関係なく毎日働いた感じですね。 ――フリーランスって確かにそういう生活になりやすいですけど、部屋でリフレッシュできないと、病みやすい気もします。 フルコミ:やっぱり僕もたまにメンタルやられそうになったので、そういう時は運動したり、サウナへ行ったりしていました。何かしらストレス発散法を編み出すことが、狭小物件に長く住むコツかもしれないです。 <取材・文/伊藤綾>
1988年生まれ道東出身、大学でミニコミ誌や商業誌のライターに。SPA! やサイゾー、キャリコネニュース、マイナビニュース、東洋経済オンラインなどでも執筆中。いろんな識者のお話をうかがったり、イベントにお邪魔したりするのが好き。毎月1日どこかで誰かと何かしら映画を観て飲む集会を開催。X(旧Twitter):@tsuitachiii
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