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歯医者が断言!“フロス・歯間ブラシをしない人”が10年後に後悔するワケ

「めんどうくさい」「続かない」人へ――歯科医が教える続け方のコツ

毎日の歯間清掃が面倒で続かないという声も多く聞かれます。そんな方におすすめの続け方をご紹介します。 ・寝る前だけでもOK。1日1回「リセットタイム」をつくりましょう。 ・お風呂に入りながらゆっくり行うのもおすすめ。小さな鏡とフロスをお風呂場に置いておくと便利です。 ・初心者には、柄付きの「ホルダータイプ」のフロスが使いやすくておすすめです。 ・歯間に入るようであれば、歯間ブラシの方が扱いやすい場合もあります。 理想は毎回の歯磨き時に鏡を見ながら丁寧に行うことですが、まずは“完璧”を目指さず、「毎日少しずつ」続けることが大切です。 一度習慣化すると、歯間清掃をしないと口の中がスッキリしない、口臭が気になると感じるようになり、自然と続けられるようになります。初めて歯間清掃をする方には、奥歯の歯間を掃除した後のフロスや歯間ブラシの臭いを嗅いでみることをおすすめします。 きっと驚くような臭いがするはずです。しかし、継続して清掃を行えば、その臭いもなくなっていきます。

フロスか歯間ブラシか

デンタルフロスか歯間ブラシか、どちらを使うべきか悩むかもしれません。私は、基本的に歯間があいているならば歯間ブラシをおすすめしています。 フロスは、使用法が正しければ歯間ブラシよりも高い清掃効果があるのですが、使用法にコツがいるため、うまく使用できない人がいるためです。とはいえ、歯科医院で習い、自分でも練習することでフロスもうまく使えるようになります。 フロスを使ったほうがいい人 ・歯間が狭い人、特に若い人や、歯並びにガタつきがあるなどスペースのない人はフロスを使いましょう。 ・歯と歯の接触面の物詰まりがよく気になる人 食事のたびに物が詰まって歯が押されているような感じが気になる人はフロスの使用がオススメです。 歯間ブラシを使ったほうがいい人 ・歯間の隙間が広い人、歯ぐきの下がりがある人、歯並びの関係で隙間があいている人は歯間ブラシを使いましょう。 ・ブリッジ(連なっている被せ物)や矯正器具をしている人 糸が通らない部分には歯間ブラシを使用しましょう。 歯間ブラシかフロスかは、一度歯科医院で相談をしてから決めると、自分にとって最良の選択ができます。お口の中でも、フロスしか入らない部分や歯間ブラシを使った方が良い部分があります。また、歯間ブラシにはサイズがあり、部分によってはサイズを変える場合もあります。
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歯間清掃は食べカスを取るのが目的ではない
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一般診療と訪問診療を行いながら、予防歯科の啓発・普及に取り組んでいる歯科医師です。「一生涯、生まれ持った自分の歯で健康にかつ笑顔で暮らせる社会の実現」を目標にメディアで発信をしています。X(旧Twitter):@nojirimari

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