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「ふざけんな!」予約の“1時間半後”に来店した客が“自動キャンセル”にブチギレ…飲食店を悩ませる“迷惑遅刻客”

キャンセルを知った途端…“まさかの逆ギレ”

 予約時間から大幅に遅れてもテーブルに空きがあれば、予約ではない一般客扱いでの案内が可能だったが、この日は金曜日。店内は混んでおり、8名グループを案内するには待ってもらうしかなかった。 「もちろん、そのことも説明したのですが納得してもらえず、『ふざけんなよ!今すぐ案内しろよ』と逆ギレしてきたんです」  似たようなトラブルは過去に何度か経験していたようで、「内心『またか……』とうんざりした気分になりました」と松山さん。  しかし、ここで思わぬ助けが入る。グループのほかの男性が「おい、7時から予約だったって聞いてねぇぞ!」と予約した男性に言ったのだ。 「30分の自動キャンセルは本当に知らなかったらしく、電話に関しては登録番号以外からの着信は拒否設定。まあ、着信拒否については通話中のような『ツー・ツー』という音が聞こえたのでそうかなと思っていましたが、メールに関しては『確認してなかった』とのこと。ただ、本人は時間に遅れても『店に行けばなんとかなる』と思っていたようです」

友人たちが何度も謝罪することに

 結局、予約した男性はグループの全員から責められ、最初に彼を咎めた友人と思われる人物が「知らなかったとはいえ、ご迷惑をかけて申し訳ありませんでした。キャンセル料が発生するならお支払いします」と申し出たとか。  キャンセル料が発生しないことはその場で伝えたが、その人物は「悪いのはこちらですから待たせていただきます」と言い、席が空くまで30分近く待っていたそうだ。 「たぶん、こちら気を遣ってくれたのでしょう。飲み食いした後のグラスやお皿を片付けやすいようにテーブルの端にまとめておいてくれて、最後に支払いを済ませて店を出るときも頭を下げてきたので、逆にこっちが恐縮しちゃいましたけどね。ただ、予約した本人だけはバツの悪そうな表情をしていました」  どうしても間に合わない場合は仕方ないが、大幅に遅れそうな状況で何の連絡も入れないのは規則以前の問題。遅れる場合は一言連絡を入れるのが最低限のマナーではないだろうか。 <TEXT/トシタカマサ>
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
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