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フワちゃんの“プロレス復帰”は本当に正解?過去にプロレスで再出発した「3人の有名人」の“その後の人生”

泰葉の“ハッスル参戦”も大きな話題に

 2008年、タレントの泰葉がハッスル参戦した時も大きな話題になった。2007年に夫の春風亭小朝と離婚後、彼女はブログで小朝を「金髪豚野郎」と書き、ドメスティックバイオレンスを受けていたと告発。ワイドショーを大変騒がせた。  そして、2008年の大晦日の『ハッスル・マニア』に出場。対戦相手を、回転“海老名”固めで破った。マイクパフォーマンスでは「いっ平、お姉ちゃんは勝った!お前も負けるんじゃないぞ!」と絶叫し、リング上で自身の曲「お陽様よほほえんで」を熱唱した。  このプロレス参戦が、彼女にとってどんな意味があったかはよくわからないが、この当時、彼女の湧き上がる感情を受け止められる分野は、プロレスしかなかったのではないだろうか。しかし、参戦後の彼女の道のりは平坦ではなく、10年後には自己破産、さらにその後は精神的な不調など、騒動はその後も続いた。

暴露本作者・中牧は蝶野正洋とも対戦

 また、ベストセラーとなった、桑田真澄の暴露本『さらば桑田真澄、さらばプロ野球』(1990)を出版した中牧昭二は、1992年にプロレスラーとしてデビューした。  運動用具メーカー勤めだった中牧は、暴露本を書いた以上は、会社にとどまることはできなかっただろう。暴露本の作者であり、ただのサラリーマン出身ということもあり、プロレスファンも最初は、彼に対して嫌悪感を持っていた。しかし、デスマッチ(有刺鉄線やガラスを用いた試合)で体を張り、徐々にファンからも認められていった。  1997年には、新日本プロレス東京ドーム大会に参戦。ドームの大舞台で蝶野正洋との対戦を実現させた。プロレスラーとして大きく花開いたと言ってもいいと思う。
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フワちゃんの“プロレス復帰”が最適解だと感じる理由
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1968年生まれ。構成作家。『電気グルーヴのオールナイトニッポン』をはじめ『ピエール瀧のしょんないTV』、週刊SPA!にて読者投稿コーナー『バカはサイレンで泣く』などを担当。KAMINOGEにて『自己投影観戦記~できれば強くなりたかった~』を連載中。Xアカウント @mo_shiina

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