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忘年会シーズンに多発する「当日キャンセル客」に飲食店が困惑。予約した新入社員が泣きはらした顔で頭を下げにくるまで

飲食代の踏み倒しを堂々と宣言する客 VS 踏み倒しを絶対に許さない店長

レストラン(飲食店)で悩む男女の店員

※写真はイメージです

 当日に、予約人数を減らすことも「キャンセル」とみなされ、キャンセル料が発生することが一般的です。特にアラカルトではなくコース料理の場合は、料理の準備がすでに進行しているため、減った人数分の料金を請求されることも。キャンセル料の有無や発生条件については、予約時に確認するようにしましょう。  これは同じレストランに勤めていたころのお話です。  30名の貸切予約をした男性がいました。前日に人数の変更があればおっしゃってくださいね、と連絡した際は「変更はない」とのことでしたが、当日レストランに現れたのは予約人数の半分以下の10名。  店長から 「当日のキャンセルですので、キャンセル料はいただきます」  と、伝えてもらったところ 「いいから30人分の料理を出せ」 「飲み食いした分は払う」  と、男性は言いました。  ところが、支払いの際になると 「10人分しか飲み食いしてない」 「料理はこんなに余ってる」 「わしらは食ってない」 「食ってない分は払えない」  と、男性は飲食代の踏み倒しを宣言しました。

一歩も譲らない客 VS 一歩も譲らない店長

 予約の時点で、人数変更やキャンセル料に関するルールについては確認してもらっているはず。しかし男性は「食ってない分は払えない」と開き直っています。 「払わない」「だって食べてないもん」の一点張りで埒があきません。  たまらず、店長が 「それじゃあ食い逃げと同じですよ」 「食べたもののお金を払わないって……物乞いか?」 「いいお年の大人ですよね」 「恥ずかしくないんですか?」  と、男性に詰め寄ると 「なんだその言い方は!」 「お客様に向かってなんてことを言うんだ!」 「わしにはどこそこにだれそれという知り合いがいてお前の店なんて明日にでもつぶせる」 「わしに気に入られておけば100人だって、1000人だって客を紹介できるのに」  と、激高しました。さらにはテーブルをたたく、蹴るなどし、相当テンパっている様子でした。このままでは爺さんが店長にボコボコに反撃される、と判断し 「〇くん(バイト)、交番まで走ってくれる?」  と、お巡りさんに助けを求めようとしたところ、男性はあっさりお金を払ってその場を去りました。 「金ならあるんだよ!」 「どっちが物乞いだよ!」  と、捨て台詞だけは立派でした。
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キャンセルばかりしていると…
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1989年生まれ。新潟県長岡市出身。関西外国語大学卒業後、大阪市内の広告代理店に勤務する傍ら、キャバ嬢デビュー。結婚、離婚、地方の激安キャバクラを経て、現在は銀座ホステスとライターを兼業。X(旧Twitter):@mizuechan1989

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