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妻が密かに怯えている“夫の口臭問題”。歯科医が教えるオーラルケア4か条

これは妻のためだけではない。“夫自身の老化対策”でもある

スメハラ

※写真はイメージです

歯周病は動脈硬化や糖尿病など全身の炎症リスクと深く関わっており、“お口の菌”は中高年男性の健康寿命にも直結します。また舌が汚れたままでは味覚も鈍くなり、食事の楽しみさえ損なわれます。また、最近は「スメルハラスメント(スメハラ)」という言葉があるように、口臭は職場の人間関係にも影響します。ビジネスや社交の場で自信を失わないための身だしなみとしてもオーラルケアは重要です。 妻から見れば「家族の安心のためにケアしてほしい」。 夫から見れば「将来の自分の健康や社会的な自信を守るためにケアする」。 そのどちらも叶えられるのが、日々の丁寧なケアを行う予防歯科なのです。

お口のケアは“家庭の安全管理”

夫のお口の菌問題は、放置すると家族全体に影響が広がる“家庭のリスク”です。しかし、予防歯科の習慣を少し取り入れるだけでも、家庭内の菌リスクは大きく下げられます。 お口のケアは、妻の不満を解消するためだけのものではありません。家族の健康を守り、子どもの将来の口腔環境を守り、夫自身の健康寿命を延ばす“家庭の安全管理”そのものなのです。オーラルケアは習慣化が鍵になります。歯間清掃や舌清掃を習慣化させられるかどうかが課題です。夫婦で習慣づけられるよう、お互いに声を掛け合ってオーラルケアを行いたいですね。 <文/野尻真里>
一般診療と訪問診療を行いながら、予防歯科の啓発・普及に取り組んでいる歯科医師です。「一生涯、生まれ持った自分の歯で健康にかつ笑顔で暮らせる社会の実現」を目標にメディアで発信をしています。X(旧Twitter):@nojirimari
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