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完熟フレッシュのパパが明かす「ワイルドファンキーな地域」での子供時代。欧米人を見て「天狗が出た!」と泣き叫んだ4歳の記憶

幼稚園の空気がガラリと変わる、魔の土曜日

幼稚園時代の57さん(上:卒園アルバム 下:お遊戯会)

 基本的に幼稚園は楽しかった記憶しかないんだけど、毎週土曜だけ凄く憂鬱だった。  57が通ってた幼稚園はちょっと裕福な家庭の子が通うようなところだった。カトリックの教会が経営する幼稚園で、毎週土曜日(当時は週休1日)は朝からお堂という、ステンドグラスに囲まれた、ばかデカいキリストの像が掲げてある薄暗い部屋に集められ、延々とお祈りと園長の聖書の読み聞かせと讃美歌を歌う。カトリックとかプロテスタントとか新約とか旧約とか全く知らない子供にとってはちょっとハードな1日。  ミサって時間だったかな?  普段は明るい部屋で楽しく歌を歌ったり、園庭で走り回って遊んだりしてるのに、土曜日だけはあまりにも幼稚園のキャラが違い過ぎる! ツンデレのツンが強すぎ!  園長は園長で57が天狗と見間違えた時の、例の黒のワンピースに小さな丸い帽子を身に付けた宣教師モードで、普段はめちゃくちゃ優しいのに、この日だけはやたらと厳しい!  あと、4、5歳の子供には、磔にされたドデカいキリストの像は正直刺激が強すぎた!  初めてお堂に入った時、人一倍怖がりだった57少年は、その雰囲気が怖すぎてめちゃくちゃ泣いたのを鮮明に覚えてる!天国に行く為の勉強みたいな時間が、まさか一番の地獄になるとは……。  ただ泣いたお陰で、1学年上のクラスの先生がミサの間ずっと57の手を握ってくれてたんだよね。  男は子供の頃から単純な生き物で、もちろんそれきっかけにその先生の事が好きになったのは言うまでもないよね。  そんな事もありつつ、2年間の楽しい幼稚園生活にも別れを告げた。次回、波瀾の小学生編へ続く!
1975年8月17日、山口県宇部市出身。2016年、実の娘・池田レイラとともに父娘コンビ「完熟フレッシュ」結成。著書に『親子漫才!』(KADOKAWA)
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