ライフ

35歳「元女子」トランスジェンダー男性を直撃。「この体を離れたい」幼少期の“自殺未遂”と人生を変えた“父の一言”とは

自分自身をたくさん見つめてほしい

ーー同じお悩みを持つ方へのアドバイスをいただけますか。 ショウイチさん:悩みを抱えているときはぶっちゃけきついですが、弱みは強みにもなります。 僕の場合、トランスジェンダーは弱みやったけど、誰かの悩みに寄り添えたり、お仕事になったりもしています。悩みごとは誰にでもあるし、必ず乗り越えられるときが来るから、どんどん自分を見つけていってほしいです。 ーー自分らしさって、大人になっても難しい課題だと思います。 ショウイチさん:たとえば「ピンクは好きなほうですか」「博物館は好きなほうですか」みたいな、簡単な質問を自分に投げかけるだけでも自己理解につながると思います。 僕、男の子の友だちがいて、トランスジェンダーではないんですけど小さい頃からピンク色やスカート、キラキラしたものが好きな子でした。 バカにされても好きなものは好きって言い切る強い子で。今なにをしているかというと、めちゃめちゃ有名な歌手たちのファッションデザインをやっています。 時間は無限にないし、明日死ぬかもしれません。自分が何を好きで、どういうものに興味があるか、何を経験したことがないのかを思い起こして、自分をどんどん見つめてほしいです。 <取材・文/松浦さとみ>
韓国のじめっとしたアングラ情報を嗅ぎ回ることに生きがいを感じるライター。新卒入社した会社を4年で辞め、コロナ禍で唯一国境が開かれていた韓国へ留学し、韓国の魅力に気づく。珍スポットやオタク文化、韓国のリアルを探るのが趣味。ギャルやゴスロリなどのサブカルチャーにも関心があり、日本文化の逆輸入現象は見逃せないテーマのひとつ。X:@bleu_perfume
1
2
3
4
5