『エンタの神様』『爆笑レッドカーペット』で活躍した44歳女性芸人の現在。ブレイク時は寝る間もなく「局の廊下で仮眠をとってました」――仰天ニュース特報
大事件ばかりがニュースではない、身近な小さな事件の方が人生を左右することも。注目のテーマを取り上げ大反響を呼んだ2025年の仰天ニュースを特別セレクション!(初公開2025年5月25日 記事は取材時の状況)
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「ヌーブラヤッホー!」と叫ぶ、全身タイツに身を包んだ女性コンビは? そう問われたら、答えは一択しかない。「モエヤン」だ。一目見て忘れない個性の強さは、間違いなく大きな武器であり、“ショートネタブーム”の申し子といえる存在。
さて、あれから十数年のときを経た今、赤タイツ担当・池辺愛さん(44歳)の現状が話題になっている。4月に自身のInstagramで、国家資格であるキャリアコンサルタントの試験に合格したと投稿。当時の活躍を懐かしむ声が相次いだ。
実は、池辺さんは慶應大学を卒業した才女。モエヤンを一時解散した後は、ラジオの帯番組で落ち着いた喋りを披露し、さらに都議選への出馬経験も持つ。
なかなか紆余曲折な人生を送っているわけだが、背景にはどんな思いがあったのかーー本人を直撃した。
ーー芸人を志したのはいつですか?
池辺愛:「お笑い芸人になりたい願望」よりも、「舞台に出たい」という気持ちが先で。中学生のとき、地元大阪の自治体とプロの劇団でミュージカルをつくる企画がありまして。オーディションに応募して、舞台に立たせてもらう機会に恵まれたんですけど、「舞台って楽しい」と強烈に感じた体験でしたね。
ーーとなると、お笑いの世界への入り口はどこになるんですか?
池辺愛:大学生のときに、三宅裕司さんが率いる「劇団スーパー・エキセントリック・シアター」に研究員を経て入団しました。でも、芸人というよりは舞台俳優を目指していました。
ーー全身タイツ姿にはまだ遠いですね(笑)。
池辺愛:そうですね(笑)。伊東四朗さんと三宅裕司さんを中心に結成された「伊東四朗一座」の公演に出演させていただいた際、お客さんが笑顔になってくださるのが本当に嬉しくて。そこから、気がついたら全身タイツになっていたんです。
ーーその「気がついたら」を詳しく教えてください(笑)。
池辺愛:私と相方は舞台や芝居の世界にいたので、15~20分くらいのコントをたくさん作っていました。でも、先輩や劇団の社長に見てもらうと「まったく面白くないよ」と言われて(笑)。
ーーあのころはショートネタブームの時代でもありましたしね。
池辺愛:「短いネタにもチャレンジしてみたら?」とアドバイスをいただいて。そうしたネタをやっている芸人さんのDVDをレンタルビデオ店でたくさん借りてきて。ショートネタを作る参考にしましたね。
ーー「ヌーブラヤッホー!」が世に出たきっかけは、『爆笑!レッドカーペット』(フジテレビ系列)ですか?
池辺愛:『レッドカーペット』の前身番組のネタ見せに、ありったけのネタを持って行ったんですが、誰にも全く響かなくて……。
ーーそのなかに「ヌーブラヤッホー!」は含まれていなかったんですか?
池辺愛:はい。終わり間際に、「あと1本だけ見てください!」とすがるように見てもらったのが「ヌーブラヤッホー」だったんです。前日の深夜に、わけのわからないテンションで作ったネタだったので、衣装もなくて簡単な絵コンテを見せたんですが、「これなら、出演してもらいたい!」と。
ーーそのタイミングで出したということは、お二人の間ではボツに近かったんですよね。
池辺愛:だから「これ!?」ってなりました(笑)。番組スタッフさんたちも「ヌーブラを目立たせるための全身タイツもいいね!」と盛り上がってくださり誕生したんです。

池辺愛さん
もともとは舞台俳優を目指していた
「わけのわからないテンションで作ったネタ」が…

インパクト大のルックスとキャッチーなフレーズで猛威を振るった(写真左が池辺さん)
Boogie the マッハモータースのドラマーとして、NHK「大!天才てれびくん」の主題歌を担当し、サエキけんぞうや野宮真貴らのバックバンドも務める。またBS朝日「世界の名画」をはじめ、放送作家としても活動し、Webサイト「世界の美術館」での美術コラムやニュースサイト「TABLO」での珍スポット連載を執筆。そのほか、旅行会社などで仏像解説も。
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