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「その習慣は逆効果」歯科医が警告する“歯磨き直後に絶対やってはいけない”5つのNG行為

③すぐにマウスウォッシュを使用する

歯磨きの後に、マウスウォッシュを使う習慣のある人は多いです。しかし、殺菌や口臭予防が目的の一般的な洗口液(アルコール系など)は、歯磨き直後は避けて下さい。お口をしっかりとすすぐことで、歯磨き粉に含まれるフッ素などの有効成分が流れてしまうためです。マウスウォッシュを使用する場合も、飲食と同様に少し時間を空けてからにしましょう。 ただし、例外もあります。むし歯予防が目的のフッ素洗口液(フッ素うがい薬)や、歯科医が処方するタイプのものは、歯磨き直後の使用で問題ありません。持っている製品の使用タイミングがわからない場合、歯科医院で相談をしましょう。 ちなみに、マウスウォッシュと液体歯磨き(デンタルリンス)は異なるものなので、注意してください。液体歯磨きは、うがいをしてからブラッシングの順番です。

④すぐにガムを噛む

キシリトールガムであっても、歯磨きの直後に噛むのはオススメしません。市販のガムは、キシリトールではない代用甘味料や糖分が入っていることもあります。たとえキシリトール100%ガムだったとしても、歯磨きの直後は噛まないほうが良いです。 キシリトールは、菌の働きを抑える効果はありますが、フッ素のように歯を修復して強くする直接的な効果とは異なります。さらに、ガムを噛むことで唾液が多く出ると、歯磨き粉の有効成分を洗い流す可能性もあります。キシリトールガムは飲食後やお口の渇きが気になった時、甘い物が食べたくなった時の代替として利用するのが理想です。

⑤歯磨きの後に歯間清掃

多くの人が勘違いしているのが、歯間清掃のタイミングです。フロスや歯間ブラシは「仕上げ」ではなく、「準備」として行うのが正解です。フロス、歯間ブラシ、ジェットウォッシャーなどの歯間清掃は、歯磨きの前に行うのが基本なのです。 先に歯間の汚れを除去することで、歯磨きの清掃効果が高まることや、歯磨き粉の有効成分が歯間にまで行き届きやすいことがわかっています。また、歯磨きの後に歯間清掃をして、さらにお口をすすいでしまうと歯磨き粉の有効成分をしっかりと流してしまう結果になってしまいます。 歯間清掃を行い、しっかりとお口をすすいでから、歯磨きをしましょう。
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一般診療と訪問診療を行いながら、予防歯科の啓発・普及に取り組んでいる歯科医師です。「一生涯、生まれ持った自分の歯で健康にかつ笑顔で暮らせる社会の実現」を目標にメディアで発信をしています。X(旧Twitter):@nojirimari

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