更新日:2026年01月20日 12:43
エンタメ

「山形の公務員」がセクシー女優になったワケ。“セクハラ職場”と“家族の束縛”で「生きてることに絶望してました」――3連休ベスト

統合失調症で精神病院に入院。体重が1週間で10キロ減

体重が10キロ減――それはキツイですねぇ。 恋渕:1年目の途中で、仕事が苦痛で精神的に病み始めていたので、そういうのも重なってかなりツラかったです。 病院で「統合失調症」と診断されて、薬を処方されたんですがその薬が合わなかったようで、食欲がなくなるどころか唾液すら飲み込めない状態になって。体重が1週間で10キロも落ちたんです。 もう生きていることに絶望して、毎朝日課のように包丁をお腹に突き立てようとしちゃうんですよ。それで病院の先生に「危ないから、1回入院しよう」と言われて、4ヶ月くらい精神病院に入院していました。 ――退院後は、お仕事に復帰したんですか? 恋渕:したんですけど、職場のトイレで吐いちゃうくらい、もう身体も心も受け入れられなくて。結局辞めてしまいましたね。 ――でも辞めるとき、ご両親から反対されませんでしたか? 恋渕:お母さんは、私が病んでいるときも「我慢しなさい」って感じでした。だから近くに住んでいた父方の祖父母に相談して、そこで辞めるための準備をして。母親は激怒していましたが、強引に退職しました。 そのとき、祖父母に言われた「生きてるだけでいいよ」って言葉が、当時の私にとっては救いになりました。今も私にとっては救いの言葉なので、この言葉が聞けたのだけは良かったな、と思います。

大きすぎる胸がコンプレックスだった

胸がコンプレックスだった――公務員を退職したあとは? 恋渕:もうここにはいられない、と思って、また祖父母に協力してもらって一回仙台に引っ越してフリーターをしていました。そこからオタク活動で上京したとき、ついでに面接を受けてデビュー、の流れです。 ――じゃあ、もう早いうちにセクシー女優を視野に入れていたわけですね。なにかきっかけはあったんですか? 恋渕:もともとセクシー女優の大槻ひびきさんのファンで、興味はあったんです。それに私「人に見られたい」って願望がずっとあって。この願望を満たしたい、という気持ちもありました。 だけど、一番の理由は胸が大きすぎたことですかね。コンプレックスが武器になるお仕事があるなら、そのお仕事をしたほうが楽じゃないかなって。 ――胸の大きさはコンプレックスだったんですか? 恋渕:そうですね。中1でEカップあったので、笑うしかないですよね。結局、どこで働いていてもイヤらしい目で見られちゃうんです。だったら「もう、脱いだほうが早くない?」って気持ちになったんですよ。 今はもう、Oカップの下着もキツくて……。でももう測ってないんです。 「まだ胸が成長している」って事実を突きつけられるのがイヤなので、測りません。絶望したくない(笑)。着れる服も限られてきてしまうので、今は無理やりブラトップみたいなので胸を潰しています。 ――しかし、いきなりセクシー女優になるということに対して、不安はなかったですか? 恋渕:だからメチャクチャ事前に調べて、安心して働けそうな今の事務所を選びました。そういうところはちゃんとしてるんですよ(笑)。
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セクシー女優だと知った両親の反応は
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単純に「本が好きだから」との理由で出版社に入社。雑誌制作をメインに仕事を続け、なんとなくフリーライターとして独立。「なんか面白ければ、それで良し」をモットーに、興味を持ったことを取材して記事にしながら人生を楽しむタイプのおじさんライター

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