仕事

「臭い」「ヤバい」孤独死の現場で“バズ狙い”の特殊清掃業者が増加…発信する側の倫理とは

あくまで特殊清掃業者の仕事を伝えるため

特殊清掃

鈴木亮太さん

時代の流れなのか、動画でバズって収益を上げたいという業者はかなり増えてきたようにも思える。 「最近、基本的には外部から密着の取材の依頼が来ている時以外は、現場の動画を撮らないようにしています。我々の動画は現場を曝け出すというよりは、特殊清掃業者というのは一体どういう仕事なのかというのを発信する方向に傾いているので。 いままで撮った動画は消さずに残してありますが、基本的にはYouTubeチャンネルでのコラボ依頼とかがない限りは、自分たちで現場を撮るのは避けることにしました」

海外から取材の依頼も

海外から取材

海外から取材も

「最近は外国のジャーナリストから密着をお願いされることがあります。ドキュメンタリーのような感じで、現場で起こってることをありのまま撮るという案件です。そういった場合は、依頼主にきちんと動画の趣旨などを説明して許可をもらって撮影に挑んでます」 外国からの取材依頼として、「孤独死」は先進国の中でかなりホットな話題となっているらしい。 「先進国はどんどん少子化が進んでいて、世界的に孤独死が増えているんです。それで、自国の問題を見つめる時、外国(日本)ではどういった対応をしているのかというのをありのまま撮りたいというお話をいただくことはあります。 いまや孤独死は日本だけの問題ではなく、世界の多くの国で注目されているトピックスでもあります。ただ、ドキュメンタリーといっても全て包み隠さず撮るわけではありません。遺族の方にその都度確認して撮っています。誰が死んだかわからなければ自由に使ってくださいと言われることもありますが、その場合は、部屋の説明は最低限に抑えて、プライバシーに配慮した映像になるよう心がけています」 <取材・文/山崎尚哉>
(公社)日本ペストコントロール協会認証技能師。1992年、東京都大田区生まれ。地元の進学校を卒業後、様々な業種を経験し、孤独死・災害現場復旧のリーディングカンパニーである「ブルークリーン」の創業に参画。これまで官公庁から五つ星ホテルまで、さまざまな取引先から依頼を受け、現場作業を実施した経験を基に、YouTubeチャンネル「BLUE CLEAN【公式】」にて特殊清掃現場のリアルを配信中!趣味はプロレス観戦
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