ライフ

「この数値でまだ食うのか」医師に止められた32歳、γ-GT60倍でも資さんうどんで“2000円分の炭水化物”を止められない理由

「うどん以外」でぜひ食べてほしいのが…

資さんうどん

あえての「カシワ」だ

まず、ごぼ天うどんを頼まないことには話が始まらない。子どもの頃は「どうして木の根っこを食べないといけないのか……」と、『はだしのゲン』の米兵のような気持ちを抱いていたが、天ぷらにしてうどんのスープに浸して食べることで、なんとうまいことやら。一気に自分の中の天ぷらランキングの順位をかき乱しにくる。 ただ、どうして一番人気の(牛)肉ではなくカシワ(鶏)なのか? どちらもうまいのだが、肉よりもカシワのほうが甘さ控えめで、そこまで主張が強くないため、うどんとスープに絡み合っている気がするのだ。
資さんうどん

親子丼単品でも十分満足できそうではあるが…

そして、親子丼。うどんという炭水化物を食べているのに、そこにさらに米という炭水化物を被せるなと言われそうだが、滅多に来られない店だ。どちらかを選ぶなんて残酷なことはできない。というわけで、2つとも注文する。 まだ資さんに行ったことのない人は、親子丼をぜひ食べてほしい。この店の親子丼は関東風の優しい味わいはなく、米が進むほどに「からい(塩味が濃い)」。濃い味付けの卵と鶏肉を食べて、チェイサーのようにうどんのスープを飲む。脳から変なエキスが出てきたのかと思うほど、頭にクる。

大サイズでなく、おでんにしたワケ

資さんうどん

何の変哲もないおでんに見える。なぜ注文したのか

あらかじめ言っておくが、資さんうどんは、全然ヘルシーではない。炭鉱の労働者たちを支えるために、だいたい濃いめの味付けになっている。それを知らずに食べると、結構驚くと思う。というよりも、普通のうどんには戻れなくなる。 さて、うどんと親子丼はどちらも130円程度で大サイズにできるのだが、あえてその選択肢は取らずに、おでんを選んだ。 糖尿病なのに米も小麦も大好きな筆者が、それを我慢してまでおでんを選んだ理由は……。
次のページ
一体どこの何なんだ?
1
2
3
編集者/ライター。1993年、福岡県生まれ。出版社に勤務する傍ら、「ARBAN」や「ギター・マガジン」(リットーミュージック)などで執筆活動中。著書に『奨学金、借りたら人生こうなった』(扶桑社新書)がある
記事一覧へ
【関連キーワードから記事を探す】