「山上被告は信者だった」報道は本当か…統一協会が“TM文書”を全面否定、取材で見えた食い違い
教団が説明する「信者認定」と会員記録の仕組み
―被告の母親、妹、弁護団は、山上被告が教団信者だったとは言っていない。ただ、被告は教団の施設に週1回ぐらい通ったこともあり、訪韓の経験もあるので、何かの名簿に記録されていることはあるのではないか。信者になるのはどういう手続きをするのか。
「入会届を自分でサインしたものを協会に提出し、それが本部に送られて、本部が処理して入会するということになる。私は2世信者で、最初から信者だが、2世でも成人してから18歳になった時に、文書を書いて入会するっていうステップがある」
―教団のHPに、山上被告が信者だったという報道に対し、反論をしているが、報道各社はまだ伝えていない。
「澤田局長が各社にメールで見解文を送っているが、どこもまだ報じていないと思う。これは大事な事だからということで、局長から各メディアに知らせたのだが、記事は出てない。
拘置所に勾留されている尹本部長は現在、教団本部から離反している。文書はもともと約5000ページあるのだが、流出したと言われているのが3200ページ。尹氏は今裁判を受けている。もともとあった報告のうちで、自分の裁判が不利になる部分を削って、3200ページにしたものを流出している。
また、日本語の報告を韓国語に翻訳して、報告するというステップがあるし、韓総裁を元気づけたいみたいなということで、いわゆる盛られているような報告書になっている。徳野元会長も結構熱心に頻繁に報告されていたみたいだが、盛られている部分もあったと思う」
解散命令をめぐる統一協会側の主張
1948年、香川県高松市生まれ。72年、共同通信社に入社。84年『犯罪報道の犯罪』(学陽書房)を発表。ジャカルタ支局長など歴任。94年に退社。94年から2014年まで同志社大学大学院メディア学専攻教授。人権と報道・連絡会代表世話人。『記者クラブ解体新書』(現代人文社)『安倍政権・言論弾圧の犯罪』(社会評論社)『生涯一記者 権力監視のジャーナリズム提言』(社会評論社)など著書多数。あけび書房から2月、『自民党は解党・解散せよ 統一協会・裏金・軍拡の政党は不要』と『安倍元首相銃撃・山上徹也さん裁判傍聴記』を緊急出版する。現在、予約を受け付け中。詳細はあけび書房のHPを参照。 Xアカウント:@hCHKK4SFYaKY1Su
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