牛丼1杯もらうのに2時間説教。“タダ”では済まない「炊き出し」の現場
春を呼ぶ中華丼
上野公園が一番過ごしやすいのは月曜日

炊き出しでもらった中華丼

上野公園にある東京文化会館の軒下には夜になるとホームレスたちが集まる
―[ルポ路上メシ]―
1992年生まれ。栃木県那須の温泉地で育つ。筑波大学芸術専門学群在学中よりライター活動を始める。
2018年、西成のドヤ街で生活した日々を綴った『ルポ西成 七十八日間ドヤ街生活』(彩図社)でデビュー。ライターとして取材地に赴き、その地に長らく身を置く取材スタイルを好む。著書に『ルポ歌舞伎町』、『ルポ路上生活』(KADOKAWA)、『ワイルドサイド漂流記』(文藝春秋)がある。X:@onkunion 1
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『ルポ 路上メシ』 炊き出し界に集まる人々。彼らはなぜ食事を求め、列に並んでいるのか。それを知るため、毎週のように各地の炊き出しに足を運び、列に並び、そこにいる人たちと食事をする。その中で見えてきたのは、自分の意思をもって路上で暮らす人々と、生活保護を受給しながらギリギリの生活を送る人々が混在する、令和の貧困だった。 上野、新宿都庁下、代々木公園、池袋、関内、寿町、西成……さまざまな街を巡り、口にした炊き出しは全52食。空腹を満たすことはできても、そこに足りなかった「何か」とは――。
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