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中年がヒザを壊してしまう靴。「格安品も高級品もNG」その特徴とは

ヒザに悪影響②ナイキなどの高級スニーカー

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ナイキ「ショックス R4」。2万1230円。写真は公式HPより

「高い靴=体にいい」。これは完全な思い込みです。代表例がナイキ「ショックス R4」(2万1230円)。25年前の復刻ですが、筆者も当時好奇心で買って後悔しました。理由は単純、硬すぎる。この靴、体重100kg超くらいのアメリカ人が「走る」前提で作られています。 日本人が歩く程度では、バネは沈まない=衝撃は逃げない。どこに行くか?――ヒザです。ショックスは完全にファッションアイテム。ヒザに不安がある人が履く靴ではありません。
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ナイキ「ペガサス イージーオン」。1万6500円。写真は公式HPより

同じナイキで選ぶなら、選ぶべきはこれ。「ペガサス イージーオン」(1万6500円)。最新素材のReactXフォームミッドソールと圧縮されたズームエア搭載で、クッションは別次元。さらに重要なのが、ハンズフリー構造。 ヒザを痛めている人の多くは、靴ひもを毎回結び直しません。最初に結んだまま、ズルズル履く方が99%でしょう。これでは、どんな高機能シューズでも性能を半分以下に落とします。であれば、最初から、「結ばなくていい設計」を選ぶ方が合理的。

ヒザに悪影響③脱ぎ履き最優先のスリッポン

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リーガルウォーカー「ヴァンプ 幅広EEE」。2万6400円。写真は公式HPより

リーガルウォーカー「ヴァンプ 幅広EEE」(2万6400円)は、ヒザにきてる人には凶器。日本人はスリッポンが大好きですが、正直ヒザが弱っている人には最悪です。理由は一つ、「ちゃんと合わせるのがほぼ不可能」だからです。 「ゆるい、ラク、でもブレる」は、つまり、「引きずる、かかとが削れて足が傾く」。結果、ヒザが毎日ねじられる。ほんと最悪の相性なんですよ。でも諦めないでください。スリッポンの代わりは「シングルモンク」、これが鉄則です!
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リーガルウォーカー「JJ25AG モンクストラップ」。2万7500円。写真は公式HPより

リーガルウォーカー「JJ25AG モンクストラップ」(2万7500円)は、脱ぎ履きはラク。でもフィット感は別次元。バックルの裏に大きなゴムが隠れているので、スリッポンと紐靴のいいとこどりなんです。 初期設定の「わずか一度だけ」甲に合わせれば、歩行中はほぼブレない。底のクッションがちゃんと仕事をします。自然と姿勢も整い、ヒザへの負担は最小限。 40代以降の中年は「まだ大丈夫」が一番危ない。ヒザは、壊れた瞬間に教えてくれません。気づいたときには、もう戻らない。 靴はただのファッションじゃなく、中年にとっては「消耗品か防具か」です。今履いているその靴、あなたのヒザを守っていますか? それとも、静かに削っていますか?
イギリスのノーサンプトンで靴を学び、20代で靴の設計、30代からリペアの世界へ。現在「全国どこでもシューフィッター」として活動中。YouTube『足と靴のスペシャリスト』。靴のブログを毎日書いてます『シューフィッター佐藤靖青(旧・こまつ)@毎日靴ブログ』。著書『予約の取れないシューフィッターが教える正しい靴の選びかた

予約の取れないシューフィッターが教える正しい靴の選びかた 予約の取れないシューフィッターが教える正しい靴の選びかた』(扶桑社)

マツコ・デラックスの猫背をインソールで見事に一発矯正したことで話題に

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