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“紳士のユートピア”船橋、浮遊&船っ水&ウィスキングの激アツ空間で、心も体もアップデート【ミスSPA!2024 三田のえ/ベストサウナvol.68】

週刊SPA!主催の新人発掘オーディションを勝ち抜いた「ミスSPA!2024」たちによる、連載「ベストサウナ」。第68回は『船橋カプセルホテル&サウナ ジートピア』をレポートする。

紳士が集う、ユートピア

ベストサウナ●今回のサウナー・ミスSPA!2024 グランプリ 三田のえちゃん ’02年、栃木県生まれ。当連載でサウナの魅力にドップリ浸かる。公式X:@mitanoe_tan。今号がミスSPA2024ラスト!

中温サウナ、水風呂浮遊、休憩……マイスターによるウィスキングで昇天

ベストサウナ

ウィスキング中は、中温サウナ室が貸切。ウィスキング20分、水風呂&休憩20分の計40分コースが基本で、空きがあれば当日でも利用可

 カプセルサウナ全盛期の面影を今に伝える、千葉県・船橋市の老舗サウナ施設「船橋カプセルホテル&サウナ ジートピア」。1984年創業の「モンシャトー」から紳士の楽園を意味する「ジートピア」へ名称変更したのが’14年。時代とともにアップデートを重ね、’20年には、サウナ施設として日本で初めてウィスキングサービスを常設化したことで、話題を呼んだ。  浴場には、110℃超の高温サウナと、80℃前後の中温サウナの2室を完備。メトス製の大型ストーブが据えられた高温サウナは、スタッフによる定期的なロウリュで熱と湿度のバランスが絶妙に調整された激アツ空間。一方の中温サウナは、ウィスキング施術に対応するために改修されており、高い湿度に保たれた心地よい環境が整っている。
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体を預けて水風呂に浮かぶと、フワフワ感に包まれる。施術担当は、ウィスキングマイスターのメリサさん

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水風呂のあとは、温水と冷水を交互に浴びる新感覚

 水風呂はチラーを使わず、地下から汲み上げた天然水を使用。地元・船橋では“船っ水”として親しまれ、通年18℃前後の軟らかな肌あたりが魅力だ。また、約33℃設定のぬる湯や広々とした大浴槽もあり、全身をゆるやかに解きほぐしてくれる。  注目のウィスキングは、日本初のウィスキング集団・しらかばスポーツの初パートナー店としてサービスを始めて以来、常設で腕を磨いてきたマイスターたちによる熟練の施術が圧巻。白樺などの植物束で優しく体を叩き、温め、香りと刺激で五感が満たされていく。水風呂での“浮かせ”体験は、本当に宙に浮いているような不思議な感覚に。サウナ利用者がいる中での施術に、少しの気恥ずかしさと優越感を覚えるが、そのままインフィニティチェアでタオルに包まれれば、即寝落ちする圧倒的なリラクセーションがそこにあった。
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最後はタオルに包まれインフィニティチェアで寝落ち。体はぽかぽか

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広々とした大浴場には、半外気浴エリアも併設

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高温サウナも人気で、3段目はかなりのハードセッティングに

 ウィスキングの知名度がいまほど高くなかったころから、ジートピアは施術体験の常設にこだわり、その普及に大きな尽力を果たした。結果的に、初めてウィスキングを受けた場所がジートピアというサウナーも少なくないだろう。いまでは、技術者の育成も館内で行われており、まさに新しい文化として根づいていることが感じられた。  ひたすらにだらだら過ごせるのが古き良きカプセルサウナの魅力だが、そこに最先端のウィスキング体験が融合したジートピアは、まさに「なにもしない」を積極的に楽しむ大人のための、都市型サウナといえるかもしれない。 ベストサウナ ベストサウナ
<取材・文/森野広明 撮影/日暮翔>
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